Ooh La La

スマホをバキバキにする情緒

「無職」という社会的分類について、ようやくこのままではどうやらまずいらしいと思い至り、とりあえず職歴の空白期間を埋めるためにアルバイトを開始した。業務内容はいま…

夏の夢

こまごまとした夢をいくつか見た。  いつも行く駅前のファミリーマートで、ATMからお金をおろそうとして、残高を5万円と見間違うのだけれど、桁をよく数えたら5千円とす…

空腹の深夜

タイトルの通りだ。おなかがすいている。午前3時、眠気はいっこうにやってこない。ただ疲労と空腹、そしておそらくごくごく軽度の貧血で、目が回っている。どうっと血液が…

ためいきの手紙

不意に、マーガレットが肩を落とすように花びらを落とした。花もためいきをつくのか、とおもった。ごっそりと抜け落ちた花弁は綿毛をもっていた。人さし指の腹でくすぐるよ…

寝食だけをやっている

窓を開けたら、日の入り前の涼やかな風が流れ込んできて、もうおしまいだ、とおもった。部屋は散らかったままだし、シンクに洗っていない食器がたまっているし、資源ゴミは…

初夏のかいぶつ

目が覚めた。スマホを探した。液晶の時刻を確認した。朝の5時半だった。寝ているあいだに蹴飛ばしたらしい、布団がとおくにあった。しのびよるうすっぺらな熱気にうめいた…