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ただBLEACHに対する愛を語るだけの記事

こんな人に読んでもらいたい

「BLEACHが大好きだと大きな声で断言できる人」

※以下、解号や表紙が誰なのかを暗記してしまったオタクの記事が続きますので、関心の無い方はブラウザバックをお勧めします。


目次

①深すぎる背景・思惑・台詞

②語呂の良すぎる名前

③センスの良すぎるファッション

④おまけ・死神はお役所仕事だ


1.深すぎる背景・思惑・台詞

BLEACHに登場するキャラクターは非常に多いです。

数多くのキャラクターの台詞の中で、最高に痺れる言葉、琴線に触れる名言を紹介します👇


◆平子真子◆

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『上に立つ者は 下の者の気持ちは汲んでも 顔色は窺ったらあかん』


僕があらゆる漫画において、1番感銘を受けた台詞です。

ああ、僕もこんな考えを根底に持ちたい。

ただそう思いました。


もちろんこれは、過去篇で平子が浦原に向けて放った言葉ですが、自分自身に言われているかのように感じたのを覚えています。

僕が管理職などの上の立場にならなかったとしても、こういう匂いのある人間になりたい。


◆藍染惣右介◆

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『憧れは 理解から最も遠い感情だよ』


対象者に憧れを持つ限り、対象者の本当の姿を歪めて認識してしまう。

たしかに自分に当てはめて見ればそうかもしれない。


この人尊敬できるなすごいなと思う人が少しミスをしても「そんな時もある」と流し、おかしなことを言っても「疲れていたのかな」と聞かなかったことにしてしまう。

とは言え、犯罪を犯したのに「きっとああいう理由があったからだ、本心じゃないんだ」などと取り違えてしまうのは"憧れ"ではなく"陶酔"ですね。


常に冷静に、真実を見抜く眼を持ちなさいと、言われているようでした。


◆有昭田鉢玄◆

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『大切なのは"どうあるべきか"ではなく "どうありたいか"デス』


5年前の僕に毎朝問いたい台詞です。

優しくて力強い、それでいて鋭く心をえぐる言葉ですね。

これが出来ないから苦しい。


考えてみると、その通りなんですよね。

「どうあるべきか」なんてものは環境が変わればいくらでも変わります。

この状態は軸が自分ではなく自分以外の帰属する組織にある。

それに対して「どうありたいか」は自分が決めることです。

あるべき論は他人から茶々入れられる権利と余地があるけれど、ありたい論は他人からどう言われようと自信を失う必要はない。


大丈夫。今からでも遅くない。



2.語呂の良すぎる名前

1話しか登場しなかったにも関わらず、顔と名前を読者の胸に刻んだキャラクターも多いです。

それは何故か?

痺れるような死に様を見せたからか?

それともアツいバトルを繰り広げたからか?


否。


名前の語呂が良すぎて頭を離れないからである。


そんな最高にリズム感のある名前を見ていきましょう👇


◆エントリーNo.1◆

グリムジョー・ジャガージャック cv.諏訪部順一

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BLEACH最盛期の頃、破面勢のオタクの中で最高に人気を集めていたヤンキー、グリムジョー。

ちなみにGJJJと略されることもある(公式で)。※気になる方は『BLEACH -the 3rd phantom-』を参照。

一護に対するダークヒーローと言っても過言ではない。

グリムジョーのスピンオフが描かれたらかなり嬉しい。

ちなみに余談だが、同人誌や二次創作の中では、子供に好かれる描写が多々見られる。


◆エントリーNo.2◆

アーロニーロ・アルルエリ cv.関俊彦(海燕)

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グリムジョーに続き、十刃からアーロニーロがエントリー。

恐らく「そんな好きってわけじゃないけど語呂がいいから」という理由で、声に出して読まれた名前ナンバーワン。

こんな顔して関俊彦が声優を務めているのは、かつての十三番隊副隊長『志波海燕』に変容するから。

帰刃をした後には下半身がタコみたいになり、まるでロマサガの中ボスのような姿となる。


◆エントリーNo.3◆

チルッチ・サンダーウィッチ cv.桑島法子

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十刃の地位を剥奪された十刃落ちから唯一のエントリー。

ガンテンバインやドルドーニも『声に出して読みたい破面』ではあるが、今回は代表して彼女に出場してもらった。

チルッチ・サンダーウィッチ。

ともすればコロコロコミックで使われそうな、危うさと背中合わせの名前。

僕は好きだ。


◆エントリーNo.4◆

リリネット・ジンジャーバック cv.浅井清己

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またまた十刃からのエントリー。

ジンジャーバックという濁点の多い強めの語が多いにも関わらず、ジンジャーという響きで凛としたイメージを醸し出している。

リリネットという幼気な印象を受ける字並びもかなり合っている。

まさに勝気な女の子といった感じで、名は体を表している感じがある。

話は脱線するが、『ブリコン2』にてスタークと一緒に歌う様子は非常に微笑ましいので聴いてくれ。


◆エントリーNo.5◆

バンビエッタ・バスターバイン

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天才。

完膚なきまでのリズムの良さ。

これを語呂が良いと言わず、どれが語呂が良いのか。

ちなみにいつもバスターバインと聞くと、どうしてもラスターカノンに変換されてしまう。


◆エントリーNo.6◆

鳳橋楼十郎 cv.樫井笙人

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長い名前ではあるが、明治時代にいそうな名前である。

ありそうでないような、リズムも良い古風な名前は彼が一番ではないだろうか。


◆エントリーNo.7◆

日番谷冬獅郎 cv.朴璐美

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言わずと知れたクールな天才児が堂々の登場。

日番谷冬獅郎、って音だけ聞くとありそうだな〜と思うけど、字面を見たらウーンいるわけない!って分かるような名前ですよね。

死神の中でも、流れるようないいお名前だったので選出しました。


以上、7名の紹介を終えたわけですが、僕は書きながら何となく気づいてしまいました。

・和名で語呂の良さは出しにくい

・同じ文字を重ねて散りばめることによって統一感が出る

・ラストネームは「◯◯◯ー」+「◯◯◯ ※ッやンが入ると収まりがいい」


ぜひ参考にしてください。


3.センスの良すぎるファッション

名前だけでなく、BLEACHのキャラクターが着ている衣服は、とにかくファッションがいい。

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天才的だ。

こうやって見ると、段々リアルな頭身になり暗い色も積極的に取り入れるようになっていると言えそうですね。

あとは動きの魅せ方から構図の魅せ方に変わっていってるのかな。

3枚めの扉絵なんか、勝手に一護たちを待つような気分になってきませんか?

早く来いよ、と声をかけたくなります。

いつもすごいなと思うのが、想像して描いた服ではなく実際に存在しそうな服に見えること。

しかも髪がオレンジやら赤やらの成人男性が着てもバランスの取れてるファッションだということ。

僕は一時期、髪の毛を金やら紫やらにしたことがありましたが、常に白か黒しか着ていませんでした。

だからこんなに色が入っているのに統一感があるのは純粋にすごい。

あと、小物とか家具にもこだわってるんですよね。

この服着る時どうするんだろうとか、この配置だとおかしいよね、というのもない。

鳥山明先生もそういう点は気をつけているらしいですね!(DQ25周年の時に多分言ってた)


4.おまけ・死神はお役所仕事だ

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皆さん、死神になる為にはどうすればいいかご存知ですか?

そう、ほとんどは流魂街に生まれます。

その中で武術もしくは鬼道の素養を持つ者のみ、「真央霊術院」にて卒業試験に受かれば、晴れて死神となれるわけです。

そして死神として、流魂街の治安を守る為、魂魄のバランスと流れを保つ為、任務を遂行します。


あれ?これって・・・


『お役所仕事』では?


もちろん業務はそれだけではありません。

・『瀞霊廷通信』の発行(情報量やクオリティを見るに檜佐木1人ではできないはず。広報部隊とか広宣局とかあるはず)

・人事異動の対応(隊長格に決裁権有り?)

・労務管理、残業管理(日番谷や吉良の台詞から)


隊長・副隊長・上位席官は現実世界で考えてみると部長・課長・係長クラスのはず。

あれだけ現世に呼び出されて、内部抗争があって、残業代は出ているのでしょうか?

もしくは、あれだけの傷を負って、保険はおりるのでしょうか?


しかも、彼らは平隊員なんかじゃありません。

破面篇〜千年血戦篇とほとんどの上位死神たちが出払っている状態でしたが、隊長・副隊長決済などはどうしていたのでしょうか。

考えると疑問は尽きませんが、スーパー死神たちが上位役職の座に就いているのだと思います。



こんな視点から見てみると、BLEACH内での「護廷十三隊という組織」がどういうものなのか、分かってきます。

千年血戦篇の空席を、該当者がいない為、暫定でそのままにしておくところなんか妙にリアリティがあって好きです。

あと、隊長が変わるとその隊の雰囲気がガラッと変わるところとか。



ぜひ、皆さんの色んな視点の『BLEACH』を教えてくださいね💀🗡



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お気持ちあれば、ご支援のほどよろしくお願いいたします。やる気と根性だけはありますので、暖かく見守ってくださいませ。