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趣味が合わない人との交際・結婚について

先日、独身の友人が遊びにきたときに「結婚相手ってやっぱり趣味が合う人の方がいいんですかね?」聞かれまして...

「どっちでも良いと思うよ。」と答えました。

私の友人のように、趣味が合うか否かが結婚相手を選ぶときの一要素になる人もいて、同じような疑問・悩みを持っている人もいるんだなーと思ったので、今日は夫婦間(カップル間)の趣味について書いていきたいと思います。

●ジョナサン夫婦は死ぬほど趣味が合いません。

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私たち夫婦は結婚5年ほどになりますが、交際当初から全くお互いの趣味は合いません、真逆と言っても過言じゃないレベルです。

私は「読書」と「外を散歩」することが趣味である一方、妻はボードゲームや麻雀などを趣味としていて、お互いの趣味に干渉することはほぼありません。

「趣味が合わなくて大丈夫なの???夫婦関係大丈夫???」と聞かれそうなものですが、私自身は夫婦間で別の趣味を持った方が色々と都合が良いと思っている方ですし、夫婦関係もとても良いです。

というのは、夫婦って黙ってても一生の3分の2は一緒に過ごすわけで、流石にずっと一緒に居るのはお互いにくどい...

どんな美味しいものでも、食べ過ぎると有り難みがなくなるのが人間という物です。

もし、共通の趣味を持っちゃうと、趣味の時間まで2人で過ごすことになるじゃないですか。

私は、趣味の時間くらい、お互い別々に過ごした方が良い派なので、趣味が合わないことはむしろウェルカムです。

趣味だけじゃなく、友人関係も然りです。

私も妻も、お互いの友人関係には一切関与しません。

妻の友人が遊びにくるときは絶対に外出しますし、逆も然り。

お互いの友人と交流を持ってしまうと、常に夫婦セットで友人と遊ぶことになるので本当の意味でリラックスできないものです。

どーしても妻がいると変な気を遣ってしまいますから...

●ただ趣味が合ったら良いのになぁと思う瞬間はある

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とは言いつつも、趣味が合ったらいいなぁと思う瞬間はあります。

それは「趣味に関する話」をしているときです。

例えば、妻が今日プレイしたボードゲームの話を楽しそうに話しているときとか。

正直妻の趣味に関心がないので、ただ話を聞くだけで共感して盛り上がる!ということは出来ません。

もし自分も同じ趣味を持っていたら、話を聞くだけじゃなく、もっともっと盛り上がれるんだろうなぁ〜と思う瞬間はあります。

なので、「趣味の合う合わないはどっちでも良いと思うよ。」と友人に回答しました。

結局、どちらにも一長一短あるということです。

自分は趣味を共有したい!と思っても相手がそうゆうタイプかどうかはわかりません。

だから、交際相手や結婚相手を選ぶときに趣味の合う合わないはそこまで深刻に考える必要はないのかな〜と思います。

●趣味の一致より大事なのはコミュニケーションに対する価値観

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良いパートナーシップを結ぶ上で大切なのは、趣味の一致うんぬんではなく、コミュニケーションに対する考え方の一致です。これほんっと大事。

例えば、何に対して「ありがとう。」と言うかとか。

ジョナサン家の話をすれば、とにかくやってくれたこと全てに、お互い「ありがとう。」と言います。

物を取ってくれたらありがとう。駅まで迎えにきてくれたらありがとう。郵便を出しておいてくれたらありがとう。

とにかく、「ありがとう」のたった5文字でお互い気持ちのいい気分になれるのであれば、減るものでもあるまいし積極的に言えば良いんじゃねーのスタイルです。

このコミュニケーションに対するズレがあると、カップルでも夫婦でもなかなか苦しい場面があると思います。

というのは、人間なんてしょせん見返りを求める浅ましい生き物だから。

ボランティア精神なんてものはない。何かしてあげたら返してもらいたいと思うのが人間と言うものです。

「人はしてもらえたことはすぐ忘れがち、でも、してあげたことは忘れない厄介な生き物です。」

「ずっと一緒にいたい!」と思われる彼女になるための恋愛講座で書いた「Give&Takeのバランス感覚」というやつですね。

このバランス感覚が双方でズレると、多く与えてる側にヘイト(恨み)が溜まります。

まぁ〜よく妻が旦那をクソミソに口撃することってありますよね。

それは、裏を返せば妻が、旦那から与えてもらってるものよりも、自分が旦那に与えているもののほうが大きいと判断しているということです。

このようにコミュニケーションに対する価値観にズレがあると、最初は小さなズレであっても、長期間になると小さなズレが積み重なり、大きなズレとして跳ね返ってきます。

趣味や好きな食べ物、音楽など趣味が合っていても、コミュニケーションに対する価値観がズレていれば関係は破綻します。

だから、色々な要素がありすぎて相手がパートナーとしてふさわしいか判断しかねるときは「しっかりと気遣い出来る人か?」を注意して見てみてください。

あの〜ご飯を取り分けてくれるとかそうゆうことじゃないですよ。

自分がしてあげたことを忘れずに「いつもありがとうね。」と感謝の気持ちを伝えてくれるか。

してあげたことに対して、しっかりと何らかの形でお返ししようと言う姿勢が感じるかどうか。

そうゆうところをキチッとやる男性は、子どもが生まれても積極的に妻をバックアップしてくれます。

●番外編:お酒に対する価値観

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今回のコラムでは、趣味の合う合わないは別に気にしなくていいよ〜それよりもコミュニケーションに対する価値観を大事した方が良いよ〜って話をしました。

それで、ちょっと番外編。

「お酒に対する価値観」について、最後に触れて終わりたいなと思います。

実は、結婚相手を選ぶときにお酒に対する価値観を重視する人が一定数います。

例えば、自分の男友達で行くと「一緒に晩酌したり、お酒が飲める女性じゃないとイヤだ。」という人がいます。

反対に私の妻は「毎日晩酌する男性は絶対にイヤだ。」と言います。

このように、お酒に対する価値観の一致を大切にする人が意外と多いんです。

お酒が大好きな人(男女問わず)は、目の前でパートナーがウーロン茶やコーラを飲んでいると気持ちよく飲めないらしく・・・

一方、お酒が全く飲めない人はガポガポお酒を飲む人を敬遠します。

ちなみに、私自身もお酒をほとんど飲みませんので酒豪の女友達を目の前にすると正直引きます・・・(笑)

お酒に対する価値観は意外とノーマークなので、ちゃんと相手に確認した方がいいかもしれません...


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