2024.02.24ライブ日記

もう4日も経つのか。馬出Blowin’new soulにて《fun gumbo》というライブイベントに参加した。
「楽しいごった煮/ごった煮を楽しむ」そんなタイトル通りの日。

1.ウエムラ×ケンジ
様々な “クロスロード[引き返せない決定的な何か]”を歌った「交差点」という曲が印象にある。彼は宇宙という無垢からやってきた平和大使みたいで、だから彼のロックンロールはやさしくささくれと共にある。

2.川上健次郎
自分にとって「わからない」ことはリスペクトの対象。彼は「わからない」。いくら彼の歌う夕暮れがおれに染みこんでも。marginal mushroom/境界にある菌糸類 とTwitterで彼は名乗る。わからない(笑)。おれの知らない、携わってこなかった世界を彼は背負っていて、その歌に触れることのできる出会いとは不思議な奇跡だ。

3.井内大輔
歌めっちゃうまい。うまくないとたどり着けない表現というものもある。歌/生活/人、そして風。完成度というものを感じた。おれは出番直前で、彼の歌の中でおれは歌い出しの言葉を決めた。

4.ATAMANAX
おれ。「躍ろうぜ」、そう言って始めたステージ。居合わせていたみんながちゃんとそれぞれに聴いてくれたのが嬉しかった。ありがとう。

5.岡村釦
すげー人だ。等身大でありながら等身大に甘んじない姿勢含めて等身大だ。これは終演後他の方と話した事なんだけど、おれに出来ない仕事を引き継いでやってくれたと感じた。彼の出番のあと、おれは握手を求め、彼は応じてくれ、その彼の笑い顔は仏さまのようだとおれは思う。

6.福崎正人
おれは彼のような心の中の綺麗な部分を結晶にする歌に厳しい(笑)。清らかであることの暴力性は、おれ自身が昇華しなければならないテーマだからだ。新曲という「without」なる歌は世界にひらき始めた胸の奥底のangelのうただ。

7.天野秀次
深さがはんぱない。深海の海底で朝日を感じ取るほどの。新曲は祈りの大曲で、ラストの「そして、僕はロックンロールを、毎日定義する」という歌は最高にロックンロールを定義しており(笑)、おれは大ニコニコでぴょんぴょんしながら聴いていた。

8.中村博光
すげー人だpt.2。二胡の旋律に表現される自然界の尊さ美しさと、自我を持つ人間のあわれな肉体がせめぎ合っている様が彼だ。だから彼は謙虚で、驕らない。なにが大切なことなのか知っているから。勉強になります。ありがとうございました。

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