4.思いに反して私は社交的

他人への興味は正直あまりありません。
最低限のコミュニケーションさえとっていれば、関わりが薄くてもいいと考えています。
他人を考えると発言に対しての信用を考えないといけなくなるからです。
他人を信用することを放棄してしまいたいので、他人とかかわることを拒絶すればいいと解釈しています。

ただ、人生をうまく回すためには人とのかかわりは必須です。
お金を手に入れるにも使うにも人は関与してきます。
機械にお金を入れればいいものでも、終端には人間の存在があります。

というわけで、めんどくさいと思いながらもコミュニケーションはとっています。
間違っても信用しないように気持ちの入れ具合だったり、相手からの好感度を調整したりなど、いろいろ考えています。
例えば頻繁に顔を出す場所では、地味な格好で行動するなどですね。
個人的におしゃれをするのは好きなので、プライベートではファッションに気を使ったりしています。
断じてモテるためなどではありません。
自分がいいと思える恰好を自分のためにしているだけです。

ファッションに気を使うと問題が起きるのが、服を買いに行くという行為です。
最近はオンラインショッピングが栄えているので、実店舗へ足を運ぶことはしなくても服を買うことなどはできます。
私は実際に手を取ってから購入したいので、どうしても実店舗へ足を運ぶ必要があります。
その際の店員さんとのコミュニケーションですね。
関わりがない人でも私に対して悪い印象を持たせるのは誰も幸せにならないので避けるため、コミュニケーションはとるのですが、どうも必要以上にぐいぐい来る店員さんなどがいるんですよね。
私は悪いとは思いませんが、相性が合わないというやつですね。
一人旅が好きなので、よく一人旅をして大荷物を持ったまま店舗へ足を運ぶのですが、その時は本当に旅行者だからかなりいろいろなことを聞かれます。
もちろん店員さんとしてはある程度しゃべって信頼関係を気付いたうえで、信頼できる相手からなら服を買ってもらえるだろうという考えだと思います。
気持ちはとてもわかります。
ただ、万が一にでも客と店員以上の関わりが何かの縁でできてしまった際を考えると非常に警戒すべき対象となるのです。

この人とは関わりは薄いものだと思っていたとしても、友人の紹介で知り合うきっかけができてしまったりなど、予想外のことが意外と起きてしまいます。

私は感情を偽ることが得意なので、生活している際はほぼ感情は偽の感情を出しています。
まぁその結果として、私の意思に反して社交的な性格だと思われてしまいます。
そうなると、いつの間にか友人がたくさんできてしまいます。
ですので、今は友人の数を増やさないように努力はしているのですが、これまた意思に反して友人が増えています。

なので、たとえ店員だからと関係が深くならないことがないと知ってしまい、いつまでも気が抜けない状況となってしまいました。

本当に誰かが仕組んだのではないかと思うくらい面白いくらいに私の意思に反する結果が毎回伴ってきています。
私は闇に堕ちて孤独な世界を生きるのが楽だと思っているのに、気づいたらとても明るい世界で生きています。
友人にも恵まれています。
旅先でも話し相手には困ることはないです。

私はいったいどのような人になるのでしょうか。

思い通りいかないため逆に観察対象としては面白いですね。
そこに私自身がこういう生活をしたいという意思が介入してくることで、余計に複雑化し見ごたえがある私が私自身見れています。

観察対象としての私をとるか、一個人の満足する人生を全うする私を取るか
非常に悩みどころです。