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新卒2年目が終わりました。

こんにちは、のりです。
改めてですが、21年にインターネット広告代理店に新卒入社しLINE公式アカウントの運用コンサルタントをしている社会人です。
毎度言ってますが、早いものでまた半年経ち、新卒2年目が終了しました。早いです本当に。
この1年をまた振り返り、3年目を考えようと思います。

2年目の振り返り

昇格のご報告

2年目の終了間際、23年4月1日付けでS職(シニアコンサルタント)への昇格の機会をいただきました。

社員登録のために慌てて取った自撮り写真、差し替えとけばよかった。

半年前の新卒1年半での振り返りnoteで、最短でシニアコンサルタントへ昇格すると宣言をしていたので、叶えられて嬉しいです。
が、正直「叶えたのではなく、"叶えさせてもらった"」という感覚の方が近しいです。この半期でシニアに相応しい成果を挙げられたかと言われれば挙げてないですし、本当にこれからの期待を込めて昇格の推薦とその承認をいただいたなと考えています。

シニア職は、市場の正解を創り牽引する、会社を競合相手に勝たせる、そんな「マーケット」や「自社」が主語になるような仕事をしないといけません。頂いた看板に恥じないよう、ここからまた急角度で成長します。しないといけません。

2年目に感じた課題

2年目の後半からはミッションがやや変わり、新規のお取引を拡大していくミッション比重が大きくなりました。
今までは既存でお取引があるお客様を担当し、効果改善に向き合ってきましたが、この半期ではまだ弊社とお取引が無いお客様、まだLINE公式アカウントの運用に力を入れていないお客様、現在他代理店とお取引をされているお客様へのご提案を多く担当させていただきました。
この新規・既存で一番大きく感じた違いは、既存のお客様は弊社および弊社のLINE公式アカウント運用への価値や信頼を何かしら感じてくださっていますが、新規ではそこが0です。
ご提案の機会をいただいても、そもそも上記の前提がないため話を聞いてくださるスタンスが全然違います。そんな中、1から自社・LINE公式アカウントという媒体の価値を布教していくことに言葉で書く以上の難しさを感じました。

この半期で自分に足りないと感じた部分は以下3点です。

  1. セールスコミュニケーションが足りない

  2. 想像力が足りない

  3. 会話できる幅が足りない

セールスコミュニケーションが足りない

前述しましたが、新規では既存のお客様にはある関係値や期待、信頼が0です。「この人すごそうだな」「任せたら何かやってくれるかも」と感じてもらうための、コミュニケーションがまだまだ足りないなと感じました。
シンプルなアイスブレイクの力や、課題のヒアリング力、あとはあまたの経験値から滲み出るオーラなどもあるかもしれません。
ここは引き続き自分の打席も増やし、先輩からも吸収し、培っていく必要があります。

想像力が足りない

これはご提案への準備に関する部分です。
事前のヒアリングを踏まえ、お客様の一番の関心どころはどこだろう?代理店へ何を期待しているだろう?弊社を選んでいただくためにどこで判断するのだろう?それらへの回答としてこの提案資料にはどんな情報を盛り込めばよいだろう?一次完成したこの資料に対してどんな質問や懸念を抱かれるだろう?
これらを想像し徹底的に情報収集と資料化を詰めまくることが弱いと感じます。
聞こえは悪いかもしれませんが、お客様が弊社をパートナーとして選ばざるを得ないところまで懸念・不安を排除し、「〇〇(弊社)に任せた方が絶対良い」と感じてもらうために何が必要か、お客様のことを考えまくり想像する。強いプレイヤーとはここの違いだなと思います。

会話できる幅が足りない

かれこれ2年間、LINE公式アカウントのコンサルとしてLINE公式アカウントの効果改善や媒体に向き合ってきましたので、LINE公式アカウントの運用に関する課題へのご提案は磨かれてきたと自負しております。
ただ、"LINE公式アカウントに関する"までなのです。
お客様からすればLINE公式アカウントなんぞただの一手段でしかなく、デジタルマーケティング・デジタル販促全体への課題からブレイクダウンした一つの選択肢です。
新規のお客様との会話では、ありがたいことにデジマ全体、ひいては事業そのものの課題も打ち明けてくださることも多く、この「デジタルマーケティング全体」や「事業」レベルでのディスカッションができてないです。
LINE公式以外の話やそれ以上の広い話になるとお手上げということです。情けない話です。

この3点の成長・改善が次の半期・1年での重要な伸びしろです。

僕が今後していくべき仕事とは?

シニアコンサルタントへの昇格のお話をいただいてから、
・シニアの仕事って何だろうか
・僕がシニアとして出せるバリューは何だろうか

と考えていました。今も考え中です。
既に同じチームにはマーケットでトップレベルのプレイヤーの先輩もいらっしゃる中、僕ができることは?シニアが2人になるから、単純に頭数が増えてシニアとして受注する金額・成果も2倍にします?そんな安直な話ではないなと。

改めて、僕の強みや、プレイヤーを目指す原点に立ち返りました。
(ここからやや回想シーンに入るので、読み飛ばしていただいても大丈夫です笑)

スポーツの話ですが、僕は小学校ではサッカーやテニス、中学では陸上競技で短距離走(かっこよく言うとショートスプリント)に打ち込んでいました。そして高校でも陸上競技にすべてを捧げ、神奈川県で準優勝、南関東で7位、インターハイ準決勝などこれまでやってきたスポーツの中では最も大成しました。
サッカーでは1つのボールを追いかけて時には相手と激しく接触してバチバチやりあう。テニスでは明確に相手が決まりネットを挟んで戦う。上手く表現できないですが、この感じが性に合わなかったのだと思います。
しかし、陸上では「いかに自分が一直線100m先まで短い時間で移動するか」というお題に対して、徹底的に向き合います。その記録が良ければいいのです。記録に向き合って誰にも邪魔されない直線を速く走れば、勝手に周りに勝っているんです。つまり、自分(の記録)にだけ向き合っていれば自ずと評価も戦績も上がっていく世界です。レースという形式ですが敵は対戦相手ではなく昨日までの自分です。
この違いが完璧主義かつ合理的で職人気質な僕の性格と考え方にハマっていたんだと考えています。

そもそもインターネット広告の世界に惹かれたのも、施策(練習メニュー)を打って検証(レースに出る)し、効果(記録)を見て施策(練習)を振り返り、改善していく。このサイクルが陸上競技と一緒だな、向いてるかもなと思ったからです。

時間を現在に戻しまして、過去を振り返り、「完璧主義かつ合理的で職人気質な僕の性格と考え方」とにかく僕はここなんだなと。

一言にすると「信じて向き合う」ことです。

・うちの会社はこんなもんじゃない。まだまだ良いサービス提供ができる
・この媒体はまだまだポテンシャルがある。もっとよくできる。
・このお客様(業界)はもっと伸びる。伸ばせる。
高校の時、「俺はまだまだ速く走れる」と信じて向き合ってきたように、
自社・媒体・お客様はまだまだ成長すると信じるところから始まり、
信じていれば可能性を探し続け、深堀続けられます。
時に合理的に手段の取捨選択はしつつも、成長だけは捨てないようなプレイヤーとなります。
我ながら熱いですね。でもそのくらいしないと、いただいた看板に名前負けする残念なプレイヤーになってしまう大きな危機感が肩に乗っています。昇格という嬉しいお話のはずが、ニキビが増えました。

最後に宣言と感謝

宣言

僕の社会人3年目の行動指針・テーマは以下です。
①3者(自社・媒体・お客様)の成長を諦めない。
②マーケットの先頭に立ち続ける。僕自身がゴールとなり後ろに道を創るような仕事をする。
③ちょっと無茶する。まだ体力で駆け抜ける時。

この昇格に際し、部署副統括の上長と面談のお時間をいただき、シニアとして期待する状態は、「自分の前には正解は無いが、自分の後ろには自分が創ってきた正解が並んでいる」ことだとお言葉をいただきました。
プレイヤー職を極めたい僕にとってはこれ以上ない最高の状態・立ち位置です。次の1年でここまでいきます。

感謝

最後に、この会社で2年目でシニア職まで来れたことは、間違いなく僕の実力だけの話でなく、これまで指導・サポートしてくださったトレーナー・局の先輩・局長統括の皆さんのおかげです。皆さんの指導・サポート・いただいた期待の賜物です。ありがとうございました。
引き上げてくださった皆さんに対し、今度は僕が正解を創り還元し引っ張っていく番になったなと思います。
重圧すごいですが、やり遂げます。そして、部署内でも(中途ジョインで社歴的には)後輩が増えてきたので、僕が引き上げる番でもあります。
とはいえ、まだまだまだまだ実力不足です。引き続きご指導をお願いします。誇りと責任を持ちつつ、やっぱり新人マインドで柔らかく沢山吸収していきます。
3年目に入る節目で、再度もの凄い気合が入る機会をいただきありがとうございました。

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