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詳解システム・パフォーマンス 6~8章 (2020-08-07)

この記事は,現役のエンジニアが毎日どんなことを学んで,どんな開発を行っているのか雑にアウトプットしてみたものです.

詳解システムパフォーマンス読書

今日は,6章,7章,8章を読み進めた.
この書籍は基本的に各章,

- 用語
- モデル
- コンセプト
- アーキテクチャ
- メソドロジ
- 分析
- 実験
- チューニング
- 練習問題
- 参考文献

といった構造になっている.

前半の,用語・モデル・コンセプト・アーキテクチャではその対象の基本的な知識を得ることができる.
メソドロジ・分析では,パフォーマンスを分析する際の方法論や実際のツールについての説明が,実験では実際に負荷などをかけてテストするためのワークロードの説明があり,チューニングではそれをチューニングする方法,練習問題・参考文献では理解を深めるための問題や,文書がある.

今回自分が読んだのは,6章「CPU」と,7章「メモリ」と,8章「ファイルシステム」となっていて,それぞれについて,上記のように体系的に学ぶことができる.

CPU,メモリ,ファイルシステムともに大学で多少やったがあんまり身についていない箇所だったので理解すべきことがとても多く勉強になった.

今回は読み方として,章の前半の方の用語・モデル・コンセプト・アーキテクチャを理解するのに注力し,後半のメソドロジ・分析は軽く読むようにした.これはパフォーマンスの本だが章の前半部分のその領域に関しての内容だけでもかなりためになると判断したからだ.

この本は一度じゃ到底読みきれないので,とりあえず当面は各分野の概念を理解することに注力し,実際のパフォーマンス分析については次の周以降でやろうと考えている.

無理にすべてを理解しようとしすぎないことを意識しながら引き続き読んで生きたい.

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