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選んで、決める。

 はじめましての方もそうではない方もこんにちは。アイトピア通りで”きゅう“という障害福祉施設の所長をしています、北村誠悟と申します。

 9月は、このご時世っぽい、とある理由があって、10日間ほど自宅に篭らなければならなくなってしまいました。調子が悪いので仕方がないのですが、家から出られないというだけで、社会から取り残されているような気分になってしまいました。

 そもそも、私は家が好きです。休みの日に家から一歩も外に出ない日も多くあります。出かけなくて良いのなら出かけたくないとすら思う時もあります。でも、いざ、「家から出てはいけない」となった時の”いづさ”はなかなかのものでした(笑)なんでそんな風に思うのかなと考えた時に、自分で選んで、決めていないからなのかなと考え付きました。

 それに、加え、働いていないことへの妙な罪悪感も出てきました。当然、休まなければなりません。もちろん休んでいました。しかし、この社会と繋がっていないような感覚…大袈裟に言うと断絶されているような感覚は、なかなか堪えるものでした。

 そもそも、私は仕事が好きな方ではありません。働かなくて生きていけるなら働きたくないとすら思います。でも、いざ、「休みなさい」となった時の”いづさ”もなかなかのものでした(笑)なんでそんな風に思うのかなと考えた時に、やっぱり、自分で選んで、決めていないからなのかなと考え付きました。

 私が普段、家に篭っているのも、働いているのも、いろいろな選択肢がある中で好きに選んで決めているからです。しかし、今回は私の意志とは関係なしに行動しなければならない…誰かに自分のことを決められてしまうということは、こんなにも違和感があるのかと思い知りました。選んで決めることの大切さを痛感しました。とはいえ、もちろん安静第一!しっかり休ませて頂きました。

2022.10
きゅう所長の雑記 おれのがヤバイ

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