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知る。

 はじめましての方もそうではない方もこんにちは。アイトピア通りで”きゅう“という障害福祉施設の所長をしています、北村誠悟と申します。

 私は妻と一緒に働いています。働いている間は、別の場所にいるので、それほど関わることはないのですが、家でも一緒ですし、24時間365日、ほぼ一緒です。そうすると、お互いにお互いのことを大体わかるような気がするのですが、意外とわかりません(笑)

 例えば、私はワインが飲めず、ぶどうも何か口の周りが痒くなるような気がするのであまり食べないということを妻は最近まで知りませんでした。逆に、私は妻がぶどうを好きだということを最近まで知りませんでした。お互いにとってはあたりまえの自分のことなのですが、特に話すきっかけもなければ話さないので、そのまま知らないままになっています。何も不思議なことではないです。

 しかし、やはりずっと一緒にいると、お互いにお互いのことがわかるような気になってしまうかもしれません。それは危ういです。言わなくても、伝えなくてもわかるでしょって感じになっちゃうと、おそらく誤解やすれ違いが生まれて、ギクシャクしてしまうでしょう。こういったことは、何も夫婦間の話だけではないと思います。人間関係ではよくよくあり得る話かなぁと思います。

 考えてみれば、私は、人に知ったかぶりされるのが好きではありません。自分を「こうした人」といった感じに分類されるのが好きではありません。そういった人は多いのではないでしょうか?だからこそ、私も相手のことを決めつけたりしないように関わることを心掛けています。

 「知っていること」よりも「知ろうとすること」、その姿勢を表すのが大切かなぁと妻との雑談で感じたのでした。あっ、夫婦仲は良いはずなのでご安心を(笑)

2023.3
きゅう所長の雑記 おれのがヤバイ

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