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今週の気になる新刊 70冊 [3 - 3 week]

今週の気になる新刊は、70冊でした。
ちょっと少なめかな?

魚喃キリコさんの新装版が3冊出たり、カシワイさんの新刊が出たりと、今週は漫画が充実した週でした。

『依存から広がる人生機会』という社会学系の本も、タイトルからしてめちゃくちゃ気になる……!

ではでは、今週もどうぞ。

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「戦争でインフラが破壊され、流通が損なわれたままのコンゴの森林の村。そこを調査の拠点とする人類学者たちが、地域住民とともに河川舟運による新たな流通手段の開設に乗り出した。」

「2015年南アフリカ戦勝利から2019年W杯ベスト8の快挙まで、その間にも営まれた一人ひとりの物語を見つめ、つづった67篇。」

「著者は長期間ラオスに滞在して数多くのレースを観察、関係者にインタビューを重ね、さらに往時の現地新聞を丹念に読み込んで、19世紀から今日に至るまでの「競漕祭」の変遷をまとめました。」

「土器や土偶にえがかれた線、円、点、螺旋といった我々を魅了する幾何学的な文様。これらがもしも太古の人体にきざまれていたとしたら――。」ケロッピー前田さんの本が出たー!

「チーム学校のアートディレクターとして活躍する22人による美術教育実践事例集。新学習指導要領の理解を深め、挑戦的な授業をつくるためのムサビ・メソッド!」「楽しい美術、授業のつくりかた。ここから未来への挑戦が始まる。」

「僕もみんなみたいに恋愛を楽しめたらいいのに。大学二年生の七森は“男らしさ"“女らしさ"のノリが苦手。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がれるのかな?ポップで繊細な感性光る小説4篇。」

「著者は、幼い頃から毎日、祖母のてかってさんにウウェペケレを聞いて育った。 本書は、祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたアイヌと神々の38の物語が、読みやすく情感豊かな文章で綴られる。」

「湯川豊氏の待望の釣りエッセイ第4弾。 」「精緻な筆致で描き出される日本の渓流風景を舞台にした小説のような感動をもたらす珠玉の22篇に加え、 釣りを愛した文人について綴る「先行者たち」6篇を収録。 」

「歴史に残るこの変化を、私はこの目で確かめたくてどうしようもなくなった。GDP世界2位。十数億人が体験した経済成長を中国はどう果たしたのか。90年代初頭、経済発展前の中国を訪れた著者が、今再び中国へ…」

「読むと賢くなる4コマ。本当です。読み終わる頃にはあなたも粋な切り返しができる大人になれるでしょう。和田ラヂヲのような天才にはなれないと思うけど。──江口寿史(ギャグ漫画家兼イラスト描き)」

「幕末から令和へ、西郷従道に始まり藤田菜七子まで。時代を築き、繫いだ総勢33人の騎手で読む日本競馬史! 」

「明治以降、東京のメインストリートとなった「銀座通り」を舞台に繰りひろげられた、多彩な祝祭行事や騒動・事件の数々。それらを辿りながら、絵巻物のように東京の近代を描き出す。」

「19世紀半ば、『草上の昼食』や『オランピア』を発表し、絵画界にスキャンダルを巻き起こした、絵画の革命家・マネを、長年の友人にして、自然主義文学の巨匠、エミール・ゾラが描く。」

「語り物芸能が絵に仕立てられ、室町から江戸の世に広まる様子と文化史的意義を国文学と美術史の視点でひもとく」

「ブタのなかで培養されたヒトの器官、3Dプリンターによる臓器印刷、人工胚、人工精子――神の領域に到達しつつあるバイオテクノロジーがつくり出すそれは、はたして「ヒト」なのか?」

「今回の事件の根幹にあるのは、金融システム、あるいは業界を常に監視するはずのミニマリストで腰の重い規制当局の腐敗と破綻だ。」

「文章の格調と気品は古典的教養から生れる――。森鴎外、川端康成、ゲーテ、バルザックなど古今東西の豊富な実例を挙げ、あらゆる様式の文章・技巧の面白さ美しさを、該博な知識と実作の経験から解明する。」

「戦時下、アジアに勢力を広げる日本軍のもとで闘った騎兵は、戦後の中国の支配化で、チベット制圧に加わることとなった――。その波乱と悲劇の歴史を追う。」

「忽然と消失した大金四百八十両をめぐる推理劇は、思いがけない趣向のどんでん返しを迎え……。何重にも施された仕掛けによって、おかしく哀しく敬虔に俳人一茶の半生を描き出す傑作戯曲。」

「多彩なNPOがクラブを運営し、走りたくなる自転車道や歩道も完備され、集客イベントだけでなく、マラソン、サイクリングなど健康・余暇の運動も盛んで、地元企業の支援も厚い。」

「人食い少年兵・マフィア・カルト教団……。何が正義で何が悪か、“ヤバい"と“ふつう"の境界線とは―――。数多の危険と困難を乗り越えた先の取材で、「食」を通じて描かれる世界のリアルとは」おお、書籍化!!

「私はこの物語をただ快感のために書きました。一度くらい、そういうことがあってもいいんじゃないかと思いました。ですから、ここまで読んできて快感を感じられなかったとしたら、それは私の失敗ということになります。」

「ヒトの脳波の発見者ハンス・ベルガー(1873‐1941)。20世紀初めに脳の活動の解明をめざした彼は20年以上を費やし脳波の測定に成功する。」「脳に挑んだひとりの先駆的な科学者の伝記。」

「海を渡って来た人々が、列島の文明化に果たした役割はきわめて大きい。須恵器や鉄器の製作、馬の飼育などの産業技術、文字の利用や思想・文化は、どこから列島にもたらされ、定着していったのか。」

「月間150万PVを誇る数学の超人気サイトの運営者が、 学校では教えてもらえなかった、算数の公式の本当の意味を解説! あなたも数学の「本当の面白さ」に目覚めること間違いなし! 」

「偉大な科学者の人生と功績をわかりやすく紹介するシリーズ。この巻では数学者を中心に、アルキメデス、フェルマー、ニュートンなどを紹介。高名な科学者たちは、どのようにしてその道へ進み、研究を深めていったのか」

「個人ではどうすることもできない困難に立ち向かうとき、手当たり次第に他者に頼る姿がそこにはあった。日常的な試行錯誤が子どもの未来を少しずつひらく、新しい「民主化」」

「フランクリンとルナは本がだいすき。ふたりは町のはずれのふるい本やさんにいきました。そこでとんでもないハプニングにまきこまれてしまいます!「なかまをたすけなきゃ!!」ぼうけん物語クライマックスへ!」

「ガスマスクの聖母、モヒカンの英雄サパタ…州政府への抗議運動に際して現れたストリートアートは日本人画家・竹田鎮三郎の影響を受けた先住民アーティストたちによるものだった」

「文化は開発の障害か? 内発的発展はいかにして可能か?」「タンザニアの「貧困」地域であるリンディ州におけるフィールド調査によって両者の関係を多面的に分析。」

「常に変わり続ける中国社会において、宗教的・民俗的儀礼や民間の演劇はどのように行われ、またどのように享受されてきたのか。」「「見る・見せる」の意識化=演劇化の過程を探る。」

「1866年4月4日、ロシア皇帝アレクサンドル2世が銃撃された。犯人はドミートリー・カラコーゾフ。事件の真相を探りテロリズムの誕生と近代の特異性を描く。」

「二度と放送されないテレビドラマ。視聴者から苦情が殺到したバラエティ番組。」「世の中には曰く付きの作品が多数存在する。それらは一体何が問題視された結果、私たちの目の前から姿を消したのだろうか。」

「満州に育った日本人少年・久木久三は、1945年8月、満州国崩壊の混乱の中、まだ見ぬ故郷・日本をめざす。荒野からの逃走は、極限下での人間の存在を問う実験的小説であり、サスペンスに満ちた冒険譚でもある。」

「「その美しい夏の朝かぎり、ぼくらは花婿と花嫁だった」──パリの女優の面影が呼び覚ます、故郷ヴァロワの日々。金髪のアドリエンヌ、黒髪のシルヴィの回想は、過去と現在、夢とうつつ、光と闇とを往還する。」

「「公正としての正義」と自ら名付けた正義の構想の90年代以降の理論的到達点を簡潔に示した」「ハーヴァードでの講義録をもとに加筆・編集したもので、大学生のテキストとしても、一般読者のロールズ入門書としても好適。」

「日本語が漢字と仮名とを使い始めた時に、「振仮名の歴史」が始まった! 表意文字と表音文字という2つの文字種、中国語と日本語という2つの言語、「2つの2」によって振仮名が成り立つ。」

「大衆の画一的な世論やエリートの専制によって個人が圧殺される事態を憂慮したJ・S・ミル(一八〇六―一八七三)は、自由に対する干渉を限界づける原理を提示した。自由について考える際の最重要文献の明快な翻訳。」

「在職中、いくつもの無罪判決を出し、そのすべてが確定した裁判官は、いかにして無罪を見抜いたのか。被告人、証拠と向き合う姿勢、裁判官と検察の関係などを率直に語る。」

「監督・小津は俳句を愛好し、自ら作った。自作映画のモンタージュ手法とも関連する生涯の二百余句をすべて掲載、ていねいに鑑賞。」

「世界中のワインの香りや味わいをブドウの品種、産地、価格帯別に詳しく解説。歴史や醸造法、正しいテイスティング、ワインに合うおいしい料理の紹介まで、もっとワインが好きになる知識を紹介します。」

「作家や研究者の自伝的著作、児童文学作品、子どもから若い成人期の人々に実施した質問紙調査への回答と記述を主な素材とし、私と〈私〉はいつ、どのように出会い、個々人の人生にどのような影響を与えるのか、解明を試みる。』

「ナチス・ドイツと麻薬は密接な関係にあった.阿片とコカを素材としながら,19世紀末から第二次大戦後に至るドイツと東アジアとの関係を描き,独亜通商関係を新たに捉え直す」

「振付家、ダンサー、観客という固定された関係性への疑義。それまでのダンスに内在化された慣習的なコードを拒絶し、大きな議論を巻き起こした「ノン・ダンス」という概念の出現。」

「小惑星・彗星が地球に衝突する? 人類はスペースデブリに復讐される? ガンマ線バーストの恐怖 プロキシマbに知的生命体は存在するか? などなど。読みだしたらとまらない、スリリングな天文のはなしをどうぞお楽しみください。」

「父の通夜に、久々に集まった家族と親戚。ぎこちない空気の中で、母は一風変わった「通夜ぶるまい」の料理を淡々と出していく。目玉焼き、焼き芋、ピザ…」上田を舞台にした『最初の晩餐』が小説になってるー!!絶対に読まねば!!!

「あなたがあのころに感じた傷は、いまどうなっていますか? 今最も注目される稀代の詩人・最果タヒによる、大人気WEB連載がついに書籍化! 10代のときの劣等感に光を当てて映る世界を紡ぐエッセイ集。書籍だけの原稿も収録!」

「インドネシアのバリ社会の過去およそ100年の観光と宗教の関わり合いとその展開を、「合理化」を切り口に考察しようとする研究であり、この本論に加え、沖縄の観光と宗教の関係に関する考察を補論として付したものである」

「「私たちはカーストのしがらみから自由だ」多様な人が集う「放浪部族」が担う大衆芸能タマーシャー――時代の流行を柔軟に取り入れ、つねに新たな要素を付け加えていくタマスギール(タマーシャーの担い手たち)の文化」

「蔓延する資本主義リアリズムを打破して次の道を思い描くために必要なセオリーは「コミュニズム」!でもさ、それってだいじょうぶなの?サヨクってヤバくね……?ってほんとかな。」

「それぞれの想いと日常を細やかに描いた、魚喃キリコの代表作ともいえる珠玉のガールズストーリー。」おお、魚喃キリコさんの作品、まとめていくつか新装版となって出るみたいだ。

「2003年に発売された魚喃キリコの中期短編集。1997年~2002年にかけて各媒体で描いた短編作品を詰め込んだ、非凡の才能が光る一冊。」

「本作は1997年に発売された魚喃キリコの初期短編集。切ない恋のエピソードから、軽快なタッチで描いた若者の日常まで、瑞々しい感性で生々しく描く。」

「センスがいいって何だろう?──ファッションから暮らしの道具、果ては生き方にまでついてまわる「センス」を、人気スタイリストが考えるフォトエッセイ集。」

「仕事をサボった奴にはお仕置き! 豪邸を建てたご近所さんに嫉妬し破壊。オスの贈り物を値踏みするメスも。人間くさい悪い行動の数々を、笑えるイラストで紹介。」

「よみがえる感動の映像詩!1964年東京大会を空前のスケールで表現した公式長編記録映画=「東京オリンピック」。その魅力のすべてを凝縮した一冊が、〈映画公開55周年〉を記念して刊行決定!」

「CRS・関東連合・東京連合・鬼羅連合・極悪・全日本狂走連盟・神奈川レーシング連盟・全千葉走命連合… 人は彼等を「カミナリ族」「サーキット族」そして「暴走族」と呼んだ 爆音をひびかせ青春を燃やした男たちの記録」

「詩帆17歳の誕生日デートは岡山の「大原美術館」、ピカソ〈鳥籠〉のまえ。それからふたりはいつも一緒だった。けれど、彼は今日旅立つ。(「窓辺の小鳥たち」)』日本各地の美術館を題材とした短編集のよう。

「双眼鏡を片手にふらりと旅へ。地名を手掛かりにその土地の記憶をたどり、人とそこに生きる植物や動物の営みに思いを馳せ、創造の翼を広げる珠玉のエッセイ集。」

「子どもの日常にひそむ不条理や不思議を描いて独自のエンタテイメントをくり広げて来た三田村信行による作品集。様々な不思議や不条理に、恐怖したり哀愁を覚えたり様々な情感をおぼえる珠玉の短編12篇+中編2篇」

「花鳥、獣、虫、魚介……江戸期に盛んとなった精緻で美しい動植物画の世界。ユニークな日本美術史の一ページ。オールカラー。新装版。』

「競技場へ行って思ったのは、この大会は我々が主役なんだということでした。お客さんたちも僕らを主人公として見てくれていたと確かに感じる雰囲気があったんだ」

「遭難現場をよく知る登山ガイドがひもとく、安全登山のために必要な最新のテクノロジー。 山と溪谷誌上でも活躍する現役登山ガイドが遭難に対する思考をアップデート。 」「動植物図譜の中でも写実性と繊細で美しい筆致で評価の高い、毛利梅園の『梅園禽譜』。本書は『梅園禽譜』から厳選した86点の図譜とともに、和名の由来・分類・学名、さらにその鳥が登場する歌集や伝承などを紹介」

「デビュー作『107号室通信』がロングセラー。イラストレーターとしても活躍の場を広げ続けるカシワイ、待望の第二作品集。自身が深く影響を受けた日本文学の名作を、柔らかく静謐に描き出します。新しい窓が切り取った、遥かなる光。」

「「正義とはなにか」「正義の執行とはどうあるべきか」を、読者に問いかけ、ともに考える。オバマに任命され、トランプと闘い罷免されたNY連邦検事が在職期間7年半の法廷秘話を明かす現代の「罪と罰」」

「『横浜駅SF』柞刈湯葉の初短篇集 宇宙ラーメンを喰らい、ディストピアを嘲笑う、ボクたちワタシたちのサイエンス・フィクション」「どんな時代でも、惑星でも、世界線でも、最もSF的な動物は人間であるのかもしれない……。」

「国家のエネルギー政策に携わる男はある晩、奇妙な電話を受ける。彼のことを詳しく知る電話の男は、人類と地球の絶望的な未来について語り、彼にそれを防ぐ処方箋を提示するが……。」『三体』著者の劉慈欣も参加!

「18歳、小さいころからの夢だった警察官になった。期待に胸を膨らませて入学した警察学校で待ち受けていたのは教官や同期からの壮絶ないじめだった――。」書籍化。うう、あの辛さが胸によみがえる……

「本の世界に、希望はあるのか? 可能性を求め続けた著者の、満身創痍でなぜか笑える、120%ホンネの仕事サバイバルエッセイ! 古い枠組みをぶち壊す、愛と勇気と迷走の崖っぷち出版奮闘記」


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