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今週の気になる新刊 101冊 [3 - 4 week]

今週の気になる新刊、101冊とちょっぴり多めでした。

『ヘレン・ケラーの言語習得』『ヒトラーへのメディア取材記録』なんかは、かためだけどゾクゾクするタイトル。

あと、アニメ『虚構推理』にハマってる自分としては、『怪異の表象空間』『怪異をつくる』も見逃せません……!


ではでは、今週もどうぞ。

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「作家永井荷風の「断腸亭日乗」の昭和15年から20年3月までの記録を元に戦時下の東京を描き尽くす。戦争、世相、食糧事情、風俗譚、文学活動と多岐にわたる視点で甦らせた東京のあの頃。」

「大作家・山田風太郎は、昭和20年、医学生として東京にいた。時は太平洋戦争末期、同世代の若者は、みな戦地へ。しかし体調不良で召集を見送られた誠也は、お国のために体を張れない葛藤を抱えながら、日々を送っていた。」

「地震大国日本。いかに地震を予知するかこそが日本地震学の悲願だった。しかし、いまだにその願いは叶えられていない――。はたして予知は可能なのか。』

「鷹の速さやフクロウの平たい顔の秘密、恐竜との関係や天候不順にどう対応しているか、など身近な鳥の秘密に迫りつつ、案外とヘタレで弱気なのに悪賢いと思われがちなカラスのことを、あますところなく「カラス先生」が伝えます。」

「17世紀以降、ほぼ忘れられた存在となっていた描画材料「金属尖筆(メタルポイント)」を手に、新たな感覚で今の世界を描き出す画家が、経験を踏まえて縦横に語る、絵画制作のための材料講義。」

「なぜって、結局は、だれしもこれしか──“わたし"と呼ぶものしか──持っていないのだから。この新しいわたし、以前の記憶がひどくあやふやなわたしを、いまから六カ月後、一年後に現れるわたしは信頼できるだろうか? 」

「ペシミズムの思想家として再評価高まるシオランが、1940–45年、占領下のパリで、故国と訣別した孤独な異邦人として記した青春放浪記。」シオラン、そういえば気になっていた作家だ。

「画家とグラフィックデザイナーによる美術大学における「学び」の解析。アートとデザインの違い、共通点をあげつつ、それぞれの学び方を指南し、美大でしか学べない魅力を説く!」

「文筆界の「左党」たちによるつまみエッセイを集めたアンソロジー。呑兵衛たちにはたまらない下戸にもグッとくる36篇を収録。」

「「興味はあるけど、ハードルが高そう」「何から始めたらいいか、よくわからない」……と思っている初心者の方に向けて、 自然の中でゆったりと過ごす、2人キャンプの魅力とやり方をご紹介」

「他者の声との対話や過去の経験の再生、人間の意識を超えた衝動や繋がりに焦点を当て、長編小説すべてと代表的な短編2編、そして長詩『クラレル』に通底する〈演技する主体〉を鍵語に、メルヴィル文学の本質に迫る」

「陰謀論やトンデモの歴史で語られがちなユダヤ人とは実際にはどんな人々なのか?」「イディッシュ語を操るユダヤ系文学の研究者にして、さまざまな旅と交流を体験した著者だからこそ語れる、ユダヤの人々の素顔。」

「バーミンガム・ロイヤル・バレエでファースト・ソリストとして様々な役柄を踊り、退団後は、指導者・振付家・演出家・解説者と、多彩な活躍を見せる山本康介氏初の著書。これまでの経験と幅広い知識を凝縮」

「犯罪者たちの心理・行動を観察し、彼らの社会復帰のために働く司法心理学者が、…(中略)…犯罪の背景にある暴力、性差別、格差、家庭問題などを丁寧にひもといていく」

「自然科学が強い普遍性をもち,通常,特定の社会の文脈からは切り離されているのに対し,人文・社会科学は大学・研究機関および教員・研究者が帰属する社会と強く結び付いている。」

「今なお、陰に陽に影響力を保持する財閥。幾多の企業が生まれては消える激動の時代、なぜ彼らだけが繁栄を享受するに至ったのか。勃興期から解体まで、日本経済史の権威がその行動原理に鋭く迫る。」

「10世紀に中国で紙幣が誕生するとすぐ贋札が出現した。手書きの偽造犯、国でさえ判別できない精巧な偽造から、ナチスによる英ポンド偽造作戦、近年の事件まで。元大蔵省印刷局の著者がその歴史を紐解く。」

「フリーダ・カーロが、血みどろの自分を描き続けた理由とは?」「歴史の闇や社会背景、画家たちの思惑を基に、名画が孕む恐怖と真実を読み解く20の物語。これまでになかった新しい視点による絵画鑑賞を提案した人気シリーズ、新章開幕!」

「漢字という緻密な文字体系を支えている、鋭い観察力と言語感覚。身近な一字一字の成り立ちのなかにこそ、伝説や神話、農耕や牧畜に根ざした中国的世界観がみえてくる。」

「白波に身を投じる瞬間、海女は詩であった。海に浮かぶ瞬間から詩であった。海女は水で詩を書く。風が吹けば風に吹かれるままに、雪が降れば雪の降るままに、体いっぱいの愛を込めて詩を書きつづる。」

「本書は、奇跡とも言うべきヘレン・ケラーの言語習得の過程を、人間が持つ生得的な言語能力の考え方に基づいて検証するものである。」

「世界の三大パワーといえる米中ロ三国による「いまここで起こっている戦争」について、警鐘を鳴らす。中ロが勝る情報戦争の実際を、CNNの名物ジャーナリストがさまざまな現地取材から解き明かす」

「外国人ジャーナリストから受けた16回のインタビューを取り上げて、ヒトラーの言葉が外国メディアにどのように伝えられたのか、そこにナチス・ドイツのどんな思惑があったのかを明らかにする」

「世界は嘘が個人の内面に一瞬で侵入する時代に突入した。フェイク情報はいかに生み出され、深刻な対立をまねくか…」

「91歳で没するその日まで歌を作り続けた空穂。家政学者の立場からその魅力をとらえ直した出色の論。」

「知覚研究のシナリオを完全に書き換えた認知理論=アフォーダンス」「その創始者ジェームズ・ギブソンは、その主著で“謎のような言葉"を残した。『知覚の本質は、あらゆる場所に同時にいること」

「私たちは民主主義体制のなかにいるが、民主主義的に統治されているとはいえない。」「権力の中心が立法権から執行権へと移行する統治の歴史を明らかにし、新たな民主主義の展望をひらく。」

「人工知能と人間が共存する社会において、知性をどう認識し、人間はどのように生きればよいのか。3名の著者がこの問題を論じる。」

「西田がその哲学を歴史に開いたとき、無限の自由を求めてやまない人間の存在は、制約を与えてくる歴史と絶えず葛藤し、跳ね返すものでなければならないという考えに立っていた。」

「映画が存在したからこそ20世紀が好きなのだ」「戦争の時代でもあった20世紀を、映画の時代として擁護し、その魅力を分析する。現代の映像文化に確かな視線を送るために。」

「分断が進む世界で小説に何ができるのか。新時代の希望を描く「EU離脱後」小説。EU離脱に揺れるイギリスのとある施設で眠る謎の老人と、彼を見舞う若い美術史家の女。」「不協和音が響く現代に、生きることの意味を改めて問いかける。」

「アメリカのリンカーン暗殺計画にトマトが使われた?など、歴史上のエピソードも交え、その成り立ちや育ち・栽培、国内外の生産事情、利用・加工・食文化、社会・経済とのかかわりを描くビジュアル大百科。」

「密かに紡がれた愛情、過酷な運命の少女への温かな眼差し。名画に刻印された知られざる関係と画家の想いを読み解く! 」表紙、僕の大好きなアンドリュー・ワイエスが描いたヘルガじゃないか!中野さんの読み解き、気になる!

「著者は、一人ひとりが「自分の頭で考える」こと、そして「かわるまでわかる」ことが大切だと説く。網の目のように複雑にからまった現実を、どのように解きほぐすことができるのか。」

「孤高の山岳写真家が半世紀にわたり追い続けた“神の鳥”ライチョウの知られざる生態と、日本アルプスの壮大な風景を併せた写真集。」

「アイヌが、代々語り継いできた精神と伝統を、現在の語り部たちの「言葉」を丁寧に聞き取った紀行文と、守り継がれてきた儀式や聖地、そして北海道の大地に宿るカムイを求めて撮った美しい写真で紹介」

「その三十年以上にわたる創作とともにうまれた詩と文、これまで語られることのなかった作品づくりに宿されたものを記した、およそ100篇からなるはじめての言葉による作品集。」内藤礼さんの言葉の作品集、必ず読む。

「向田邦子、樹木希林、高倉健、美空ひばり…才人・久世光彦の全エッセイのなかから、愛した「ひと」にスポットをあてたエッセイを精選。」

「アメリカ南部で困難を生き抜く家族の絆の物語であり、臓腑に響く力強いロードノヴェルでありながら、生者ならぬものが跳梁するマジックリアリズム的手法がちりばめられた、壮大で美しく澄みわたる叙事詩。」

「主人公の少年のママは、日々、海賊の仲間たちと宝島を目指して航海に出かける。」「一見、たわいないストーリーだが、裏の真のストーリーに気づいたとき、感動が押し寄せてくる。類のない、大人も楽しめる仕掛け絵本。」

「ぼくは小さい、だけどデッカイことができるんだ──わたしたちを生かしているものとはなにか。生きようとする小さな勇気が、どれほど世界を変えるのか。静かに、そしてベースの低音で語りかける絵本。」なんだか出版社コメントが熱いぞ!!

「日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の怪談の流行から1970年代のオカルトブーム、そして現代のポップカルチャーまで、21世紀になってもなおその領域を拡大し続ける「闇」の領域」

「ホテル〈アルカディア〉支配人のひとり娘・プルデンシアは、敷地のはずれにあるコテージに理由不明のまま閉じこもっていた。」「7名の芸術家が同情を寄せ、元気づけ外に誘い出すべく、コテージ前で自作の物語を順番に語りだした」

「ある物事を誰がどのような理由で怪異だと決めたのか、その判断は、歴史性を帯びています。例えば、古代の律令国家では、国家つまり政権しか怪異の認定をすることができませんでした。」

「核の脅威と地政学的緊張、環境破壊と地球温暖化──〈世界の終わり〉は、いまや宗教的預言でも科学的予測でもなく、今ここにあり身体的に知覚され経験されるカテゴリーである。」

「夢が心の治療という医学的・心理学的な領域でだけでなく、私たちがふだん日常生活をしていく上でも、いかに多くの恩恵をもたらしてくれるものであるかを、人類の古代にまで遡る夢研究を紐解きながら考えてゆきます。」

「ガリレオ、メンデル、山中伸弥氏、シュレーディンガー……世界を変えた大発見の裏側の、クレイジーな天才科学者たちの奮闘を大紹介!」

「難解で知られる西田哲学の核心的論文を抜粋し、巧みな補筆や注で「絶対矛盾的自己同一」「媒介者」といった独自概念を明確化。」

「代表作『或る女』は1919年に刊行されたが、…(中略)…現在まで唯一のフランスでの有島の翻訳作品として読まれている。なぜ、どのような経緯で有島の作品が遠いフランスの地で翻訳されたのか。」

「この世界になじめないよそ者(エイリアン)たち――。孤独や言い知れぬ閉塞感を抱えながら、都市の片隅で不器用に生きる人々。どこにでも、誰のなかにも存在する〈よそ者〉たちの様々な思いを描く。」

「川、海、釣り堀で。釣りを愉しむ作家たちの傑作アンソロジー。釣りするときの心、ともに釣る人たちとの会話、釣った魚で飲む酒……。」

「高橋和巳の全作品に通底する問いとは何だったか。「革命」への絶望とヘイト・ポリティックスの蔓延が極限に達しつつある21世紀の今、20世紀日本の「原罪」に果敢に立ち向かった作家の今日的意味を明かす。」

「雑誌 『リンネル』連載スタートから3年半。第1回から第42回までと、書き下ろしエッセイを収録!クスッと笑えて、胸をぎゅうと掴まれる。チャーミングな言葉で綴られた、日々の暮らしが豊かになるエッセイ集。」

「アニメ、映画、小説……多様な領域のテクストを読む技術、そして楽しみ。解読するワザを磨く7。テクストは、それをどのように読むのかで物語世界は変容する。…ここでは解読のスタイルによって生まれる物語世界の多様さを考えようと思う。」

「男女の日常を描いた恋愛漫画の金字塔。苦しい恋愛をしていた過去のある土田は、そんな自分を救ってくれたせいいちと同棲中。ミュージシャンを志す彼を支えるために内緒でキャバクラで働き始めるが…。」

「世界初の南極点到達を目指し、白瀬中尉の率いた探検隊に加わって大きな役割を果たした2人の樺太アイヌたち。その秘められた活躍に新たな光を当てる。」

「精緻な考証により復元された180余の機械につき、それぞれカラー図版と解説を示して8章に分けて構成した。これら機械技術の発展が私たちの暮らしにいかにつながってきたかを俯瞰できる壮大な図録。」

「映画史に残る名作と料理。一時代を作った奇跡のコラボレーション」「作品紹介とともに、このパンフレットを彩ったのが、気鋭のケータリングユニット「CUEL」による、映画をイメージした料理のページでした」

「小西真奈美主演で映画化もされた魚喃キリコの初期傑作長編マンガ。海辺の女子校を舞台に、桐島と遠藤の友情と恋心、そして彼女たちを取り巻く女の子たちの心の機微を丁寧に描いた、苦く美しい物語。」

「平坦ではない人生も〈亜土ちゃん〉の手にかかると、摩訶不思議!軽々と楽しんでできちゃう!人生を楽しむコツ満載。初の書き下ろし!」

「個性豊かなどうぶつたちが好きな食べ物や誕生日についてやりとりする。風に運ばれる手紙が伝える、オフビートで滋養に満ちた物語。」

「胎蔵・金剛界の両界曼荼羅の成立過程をインドに遡って解明。あわせてインドの後期密教や日本で独自に発達した浄土や神道系の曼荼羅も紹介した、格好の曼荼羅の入門書。」

「「手のひら」はその名の通り手のひらサイズのカルチャー書籍。集めたのは、読みたい論評/気になることば。第1号の特集は中村哲医師。戦火の絶えない中東の一地域で医療に始まり井戸掘り、遂には灌漑計画まで活動を拡げた実践の人です。」

「1996年に青林堂から出版された魚喃キリコのデビュー単行本『Water.』。瑞々しくも鋭い感性で男女の本能をえぐり取った、粒ぞろいの傑作短編集。」

「2007年に発売された魚喃キリコの後期短編集。男女のリアルな感情を切り取った珠玉の傑作がよみがえる。」魚喃キリコさんの新装版、数々でるのはとっても嬉しいんだけど、どれも作品紹介がざっくりしてるのがちょっと残念。

「ハリウッドの名キャスティング・ディレクターが、悩める役者のために、自身の経験を惜しみなく披露。」

「眺めているだけでも楽しい、読んでもっと楽しめる、日本初の子ども向けマンホールのふた本の決定版!個性豊かなマンホールのふたの魅力をぜひお楽しみください。」

「誌面上で著者は名を伏せて「謎の割烹店亭主」に扮し、多彩なジャンルで活躍する著名人をゲストに招きました。彼らのパーソナリティに着想を得て、自ら料理の腕を振るい、古美術品のコレクションを取り合わせる──。」

「結婚、進学、就職、起業……未来を完全には予測できないことがらや、あらかじめ正解がない問題と向き合うとき、どうしたら合理的な判断ができるのか。そのよりどころとなるのが身体感覚。」

「本書は、未知の島々への冒険に、皆さんがワクワクできるよう、楽しそうな雰囲気で、かつ、それでいて、この1冊あれば無人島生活に困らないノウハウを詰めこんでいます!! 」無人島生活に困らない、てすごいノウハウだなぁ

「この本では、自らZINEを作り、探し、紹介してきた著者が、自身の経験を語り、同じくZINEのとりこになった人たちの声を伝えることで、色鮮やかなZINEの世界を案内します。」

「コツを押さえれば、少量の米と身近な道具で、都会の小さな台所で初心者でも失敗なく米麹がつくれます。甘酒、乳酸発酵甘酒、菩提もとのどぶろく、麹パウダーのつくり方、稲麹からの麹つくり、種継ぎの方法も紹介します」

「毎日がつまらないきつね一家は、「たのしい森」をさがしにでかけました。」「たのしい気持ちはどこから生まれるのだろう――そんなことを考えさせてくれる、中国生まれの人気絵本。」

「二人は互いに刺激を受け合い、これまでタブーとされた少年愛やSFといった分野で先鋭的な作品を次々生み出し、少女に熱く支持される。だがその軌跡は決して平坦ではなかった――。」

「故人との大切な約束を果たすため、彼はひとりミシシッピの河口を目指す。吃音のコンプレックスと格闘しながら自分の世界を広げていく、17歳の夏のできごと。前作『ペーパーボーイ』の、6年後の物語。」

「写真と関係者の証言をふんだんに収録、戦前から戦後にかけてさまざまな思惑が絡まり合ってなされた渋谷開発を軸とした「もうひとつの日本近現代史」を探る追憶のドキュメント」

「「死」「無し」「世界の終わり」──。悲しい地名には何があるのか? 世界じゅうの<虚無な場所>をのぞき込む、旅行ぎらいのためのガイドブック。」

「学問を志してからの道程、恩師・同僚・生徒たちとの交流や大学の思い出、そして自らの学問にたいする真摯な思い――日本を代表する「知の巨人」23人が残した、学問の総決算ともいえる最終講義を精選。」

「日本のアウトドアブランドの雄「モンベル」創業者・辰野勇。世界最年少記録(当時)アイガー登攀、資本金ゼロからの起業、ショップを通じた地域貢献……登山から学んだ人生哲学を語る。」

「中国古代から現代に至る思想家、詩人・文士、皇帝や政治家などの「人」「思想」に及ぼした茶の力、それをもたらした茶酔の境地などを体験を駆使して綴る。」

「移民、交易、翻訳、植民地文学、文化接触―新しい「世界」の捉え方を探究する「国際日本研究」コンソーシアムの記録。」

「日常のなかに「民俗」を再発見。民俗学のイメージを刷新する現代民族誌。1人の民俗学者が、初発から今日まで、そのような研究を、いかに行ってきたのか、その研究歴をとおして民俗学の魅力を紹介する。」

「早大大学院会計研究科修了、公認会計士試験直前頸椎ヘルニアが突如発症!死ぬほどの激痛に悶え苦しむことに」「著者はただただ死にたくなるほどの激痛から逃れるため、ロサンゼルス、シアトル、バンクーバーへと大麻治療の旅に出た……」

「9作品すべてに出演した唯一の役者が著者アンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)である。40数年前にジョージ・ルーカスに初めてあった時のエピソードから、最新作までの撮影の舞台裏が赤裸々に綴られた貴重な一冊。」

「激動の時代、日本の近代スポーツの影には、福岡から東京、アメリカ、中国、満洲へと数奇な人生をたどった岡部平太という人物がいた」「岡部の軌跡から、スポーツとは、政治とは、国交とは、人間とは何かをあぶりだす」

「解体された東ドイツの宮殿、絶滅種のトラ、太平洋に沈んだ島、老いたグレタ・ガルボ……自然や芸術作品が雄弁に語り始める夢の目録。」

「今巻では「一歩踏み出したいあなたに贈る勇気の物語」として、新しいことに挑戦したい人や、一歩踏み出せない背中を押して欲しい人に向けた、優しくも力強い物語となっています。」

「一時避難のつもりで八ヶ岳の麓の家に暮らして2年がたった。」「ここに一人でいると、なにからも自由な、すっかり解放された感覚と、内側へ深く入っていく自分の両方を強く感じた。」

「エアーズロック、ヒマラヤ山脈などの絶景はいつどのようにしてできたか?世界の絶景をその文化的背景を交えながら地学的に解説」

「ビッグデータやAIの導入、サイバスロンやeスポーツなどの新たな潮流、ソーシャルネットワークを利用し社会を変えていくアスリートたち――さまざまな現象を通して、巨大な転換点にあるスポーツの今を読み解く。」

「現代日本で常用されることわざ300を通して、世界各地25の言語と地域からことわざを集め比較するという世界初の試みが一冊の辞典に。」「比較することで見えてくる、新たなことわざの世界。」これ、絶対おもしろいやつだ…!!

「人口減少都市では大量に発生した空き家を、行政のシビアな措置、多様な民間組織の参画、資金源の確保等により、迅速に除却・再生し不動産市場に戻すしくみを構築している。」

「なぜ人びとは内面が大切だと思っていても、見た目を意識せざるをえないのか。ハンサムや美人は、ほんとうにモテて、幸せなのか。」

「アルジェリア戦争の経験を経て、哲学徒は社会学者へとなっていく。社会調査を実践しながら、独自の理論をつくり上げたブルデュー。彼の思考の生成と展開を手がかりに、著者は社会学的認識について探究」

「動物の発生の原理にあたるものや発生のしくみ等について、一般的かつ個別的な視点に立って論じることを通して、動物の生殖発生全般をめぐる諸問題を解明することを目指す。」

「類いまれなる歌声と高品質の楽曲群はいかにして生まれたのか? スキャンダルを重ねても愛され続け、世の女性たちにとって「軽やかな生き方」の手本となったのはなぜか?」

「私たちの「常識」の一部を形作ってきた書物・文書のなかにも「偽書」と判明したものもある。そこで、古代以降、「偽書」と呼ばれる書物に秘められた奥深さを検討し、日本史におけるもうひとつの「真実」を探る」

「「テクスト分析」は,優れた物語がもつ「空白」を、「問」という形で顕在化させる。テクストを根拠に「解」を求める過程こそ論理的思考である。」

「1994年冬、沖縄のマグロ漁師・本村実はフィリピン人船員らとともに37日間海上を漂流した後、奇跡の生還を遂げた。だが8年後、本村は再び漁に出て、今度は二度と戻らなかった……。」

「こっそり泣いた夜も。悶々と悩んだあの頃も。いつだって、本は私を包んでくれた。読書を愛する群ようこが送る、24冊の名作をとりあげた、涙と笑いのブックエッセイ」

「伝統的な生活文化である茶道・花道に焦点をあて、その歴史的展開を跡づける。室町時代の武家文化の中で生成し、中世から近世へ向け大発展をとげ、さらに大衆化した茶道・花道の、現代の姿までを含め詳述する。」


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