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境界人の足跡

私は日韓で主に個人開発もしくは小規模ゲームをローカライズしたりお互いの市場で展開するのを手伝う仕事でメシ食っています。

自分自身を表現する際によく使う言葉は境界人です。開発と事業の間、インディーと大手の間、何よりも日韓の間...

先日、現在日本サービスをサポートしている「ソリティアクッキングタワー」というアプリに「パンダが回れば地球が回る」という日本産インディーゲームのキャラクターを入れるコラボをしました。

クッキングタワーは日本では未だに凄いと言える程の成績ではありませんが、北米や韓国・台湾などでは人気でリリースから1ヶ月になっていませんがグローバル50万ダウンロードです。

正直に効果があるかどうかコラボ企画する時期には疑問でしたが、幸いパンダゲームもダウンロードが伸びたらしく嬉しいです。

一昨年、「アビスリウム」というアプリを日本にリリースする時期に、自信もなく余りにも心配で「生きろ!マンボウ」という人気ゲームにお願いしてキャラクターコラボをした記憶があります。今でも感謝しています。

私は某日本ゲーム開発社の企画者としてゲーム仕事始めました。10何年沢山の日本と韓国のゲーム会社を転々しました。日韓の間で色々働きました。

日韓の境界で仕事すると心苦しい時が多いです。隣接国なので関係穏やかな日が少ないですね。たまには、こちらの業界からも良くない方で言われることもあったりします(苦笑)。

でも、私には夢があります。ゲーム仕事を通じて民間レベルでの両国仲良くする事に小さな貢献をしたいです。人々が憎むより相手を理解しようとする方がもっと皆に良い事だと信じております。

もちろん、ビジネスなのでWin-Winになるのが基本ですが、日韓ゲーム間のコラボを企画したり、時々日本開発さんたちの飲み会に海外から参加するのも自分のそんな思いがベースになってるかもしれません。(飲み会で何時も暖かく歓迎してくださる日本開発さんたちは本当に感動です!)

今回、私を信じてコラボに応じて下さった「ソリティアクッキングタワー」と「パンダが回れば地球が回る」の開発さんたちに感謝します。

これからも境界人の小さな働き頑張ります。

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