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【断酒】なぜ減酒ではなく断酒なのか?医学的、心理学的アプローチから解説します

こんにちは。カーボと申します。

ライフワークである断酒啓蒙の記事です。

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健康など様々な理由でお酒をやめようと思う方々にとって、まず初めに思いつくのは減酒、つまりお酒の量を減らすことだと思います。

しかし、減酒という選択肢は悪手です。極論を言えばやらない方がマシです。

ではなぜ、減酒はいけないのか、断酒を勧める理由を医学的、心理学的アプローチから解説したいと思います。

1.減酒がいけない理由

減酒がいけない理由はいくつかありますが、結論から言いますと、人間は減酒をずっと続けられるような、体の構造になっていないし、強い精神力を持ってもいないからです。

例えば缶ビール3本飲んでいた人が飲み過ぎだと思い1本に減酒しようと思い立ったとします。

しばらくは続くかもしれませんが、もともと3本飲んでいる人は1本にして足りる訳がありません。ドラッグ系には顕著な耐性というものがあります。服用すればするほど同じ量では効かなくなる症状のことです。

足りないものを飲んでいるのですから当然ながら、続くわけもなく、続けているとしたら足りないお酒を飲んでいるだけなんで満足感は低く、飲まない方がマシとなります。

飲まない日を設ける休肝日を作るというのも一見良さそうに見えますが、原理としては同じです。お酒はドラッグである以上必ず耐性がつき、同じ量では効かなくなります。いつのまにか量が戻ってしまいます。

既に昨今の研究報告に上がっている通り、お酒に適量は存在せず、一滴も飲まない方が健康に良いことは証明されています。

そもそも、飲まない方がいいものを量を減らしてでも飲むのは間違いであると言えるでしょう。

2.断酒の方がオススメな理由

先程述べたようにお酒は少量でも悪いので断酒の方が良いのはもちろんなのですが、それ以外にも断酒の方が良い理由があります。

それは人間は誘惑にとても弱いというのが根本の理由です。

誘惑を断つ一番の方法はそれを近づけない、目に触れないことです。誘惑を見ても反応しないようにするのはそれだけ、負荷がかかり要らぬストレスを招きます。

減酒の場合は常にその誘惑に触れ続け、もっと飲みたいところを我慢させられるのですから、どんなに精神力が強い人でもやがて耐えられなくなります。

そういう意味でも断酒の方が断然オススメなのです。

3.飲酒欲求には代替行為がオススメ

心理学的にその欲求がある時にそれに反応しないよう努力することは、その欲求を更に強くすることになるそうです。

そうしないためには、if…then…法と呼ばれる欲求が来たら機械的に別の代替行為に置き換えるという対処法があります。

僕の例で言えば欲求が来た場合、何も考えずにレモン汁入りの炭酸水を飲むようにしていました。健康なものですし、シュワっとした爽快感とレモンのフレッシュさで飲酒欲求はかなり軽減されます。

そうしている内に飲酒欲求自体がほとんど無くなってきてどんどん楽になります。僕も今では全くと言っていいほどありません。

4.まとめ

今までの話のまとめますと、

お酒を減らす減酒は悪手。そもそも健康に悪いものを一滴でも飲む理由はない。
断酒するときはお酒をなるべく目に入らないようにする。飲酒欲求が来たら別の行為(炭酸水を飲むなど)に置き換える。
そうすることで飲酒欲求がどんどん無くなっていく

いかがでしたでしょうか。お酒を控えようと思っている方々の少しでも参考になれば幸いです。

では、また!

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