【本日の読書】本「嫌われる勇気」を読んでみた
はじめに
この本はアドラーの教えを日本人著者が書いたもので、日本問わず世界でも知られています。アドラーは、フロイトやユングに続く心理学者の3大巨頭の一人。彼は、現代人を幸福にする心理学を説いています。幸福に生きるための心理学を知り学ぶために本「嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教え~」を読んでみることにしました。
この本に書かれている内容を自分の言葉でまとめてみると
対人関係に悩む人のための勇気の心理学
今回の学びと、参考になったYouTube大学の動画をシェアさせてください。
何を学んだか?
アドラーは、すべての悩みは対人関係に起因していると説いています。ヒトは他者からどう見られているのかという視線によって、幸せになれない状況へと縛り付られています。
この状況を打破するためのひとつの方法として原因論から目的論へと思考を変えることが大切だと書かれていました。劣等感やトラウマ(原因)は存在しません。過去が原因で今があるのではなく、今の失敗を過去のせいにしているだけなのです。トラウマは今の自分の悪い状況を肯定する道具でしかありません。大切なのは変わる勇気であり、過去ではないのです。
さらに対人関係を共同体感覚へと変えることでヒトは幸せになると説いています。他者は敵ではなく仲間であり、他者からの承認欲求を否定し、今の自分を自ら変えなければいけないということを学びました。同時に、私たちは他者の課題に介入(他者をほめたりけなしたり)せずに、自分の課題(共同体のひとりになること)に注力しなければならないと思いました。
ここでいう共同体のひとりになるためには、他者から自分の行動を評価してもらうことではなく、自分で自らの存在が共同体に影響を与えていることを認める必要があります。
以上の学びをまとめると以下の通りです。
自分を幸せにするのは過去や他者ではなく自分自身だ
この学びをどう活かすのか?
アドラーの教えから私がどうするのか、本文中の言葉を借りて以下の通りです。
他人の期待を満たすために自分が本当にしたいことを断念しない
極論をいうと、自分は自分、他人は他人ということです。
でも本当の幸せとは共同体のなかで自分の存在意義を認めることで、そのためには他者に貢献することが必要です。
前回読んだ本「すべての知識を「20字」でまとめる」の感想でも書いたように自分の学びや経験を他者のために使うことも幸せに過ごすための一つの方法かもしれないと思いました。
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