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お金と向き合う #4 ジェットコースターのような日々

人工股関節の手術後、プチバブルに沸いたきゅうちゃんだったが、調子に乗りすぎたのか、多動と不注意が発動したのか、マンションを衝動買いしてしまう。
知り合ったFPさんにも、これは早まりましたね、と言われて超ピンチ!!

キャッシュフローと長期計画

このFPさんはとても誠実な方で、キャッシュフローと長期計画も立ててくれたのですが、わたしが計画的に行動できないことから、表の意味は理解してても、実行がとても難しく、なかなか改善できない。
この頃はまだ自分がADHDだとは思ってもみなかったので、計画表が頭に入ってこない自分は、やる気がないのかと思うくらい。
多分、あまりにも緻密にされたので頭がついていかなかったのと、わたしの特性上できないことを、やる気がない、と思わせてしまったこと、今でも申し訳なく思っている。

息子が結婚することになったが

しかも、娘の結婚式の直後。
娘の結婚式のご祝儀を頑張ったわたしは、息子に回す余裕はない。
さて困った。
うちの息子は、留学用に使わないようにお願いしていた奨学金を全額遊びに使っていた。
さらに、就職はしたものの、車の費用はわたし持ち。貯金なんかこれっぽっちもしていない。
案の定、結婚したらすぐ子どもが生まれるので、奨学金を返せないと言ってきた。

奨学金の返済を肩代わり

わたしはご祝儀を少なくすることにし、お祝いがわりに120万の奨学金の返済をすることになった。

なのに、家を借りる敷金がないから、敷金分をお祝いで欲しいと言ってくる始末。
この時に気づけばよかったんだけど。
奴は、結婚式の費用を捻出するためなのかどうなのか、ご祝儀を全額競馬に注ぎ込み、負けていたのだ。

ああ、息子よ。どうしちゃったんだよ!!

きっかけは、万馬券を当てたことらしい。
それに気を良くした彼は、大きな金額でさらに増やそうとしたらしい。

わたしの救いは、ギャンブルにハマってはいないこと。

息子のところについては、ギャンブル起因の援助は今後しないこととした。
以後、奴が返せない額は貸さない。
貸す時は、帰ってこなくても困らないくらいの額にした。

いずれにせよ、奨学金も借金。
ホント、考えたら情けない状況すぎる。

予期せぬ休職で給料カットに

働くだけ働きまくってたけど、そこはパーキンソンの法則。
お金は一向にたまらないし、楽になる気配もない。

パーキンソンの法則について小西さんがわかりやすく説明してくれている動画はこちら。

なのに、体調を崩して長期で休むことに。
なんとまあ、踏んだり蹴ったりなことよ。

しかも、半年後からは給料が2割カットになってしまう。これまで、パーキンソンの法則のまま動いてきたわたしに、余分な蓄えなどあろうはずもなく、どんどんお金がなくなってゆく。

投資で失敗

ここでFPさんに紹介されたのが、スポーツアービトラージへの投資。
要はスポーツの試合の勝敗を賭けて、勝ったら利益が出るけど、うまく効率のものに賭ければ、損はしないというもの。

半信半疑だったので、元本は戻ってこない覚悟で投資し、2年以内に元本を取り戻して半額分でも儲けが出ればいいと思って始める。

最初は現金で配当を受け取っていて、ほぼ元本の回収が終わるかどうかくらいの時点で換金不能となる。
元本の回収はできたとはいえ、減額分の生活費として使ってしまったので、結局投資分がそのままなくなる形となり終了。
自分にしてはかなりの金額だったので、まあ負債といえばこれも負債。

ちゃんと勉強しないからだよ!

ここから、いかに節約して旅するかを真剣に考えるようになる。
友達へのお土産、友達の店で取る食事、友達の旅館への宿泊費、支援先での食事と宿泊費は、節約せずに使う、その代わりその他の経費は切り詰めるだけ切り詰める。

それでも、なんとか旅を続けられたのは、こんな工夫をしていたからなのである。

車を手放す

あちこち出かけるのが好きなわたしには、車は必需品だったが、維持費の多さに参っていた。
しかも、結婚後もほぼ息子が使っており、家に車がないことが多い。

思い切って、車の処分を決めた。
これで年間30万円以上は浮くはず。

車の支払い自体は完済していたものの、エンジンが故障して高額の修理代金がかかることもあり、将来的なことも考えて思い切った。

これで余裕ができるはずである。
わたしがお金のことを考えて、保険の見直しとかチマチマとやってきたけども、これが一番大きな節約だった。



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