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お金と向き合う #3思い切って手術してみたら

リボ払いと通常の借入で離婚の相談をした弁護士に自己破産を勧められながらも、銀行から借り入れできたことで、なんとか離婚への一歩を進み始めたわたし。

まずは人工関節入れてみた

結婚時代は、手術するにも、「お金どうするの?その間子どもは?」という話になるので、ほぼ諦めてた。
だけど、痛みが強くなったので、独立を機に思い切って手術することに。
一緒に家を出た息子には、ひと月の間留守番してもらった。

入院費は、先に高額療養費の限度額証を取り、自己負担を抑えた。
それでも、60万くらいかかったので、かなり痛かったけど、3つの保険に入っていたおかげで、入院給付金と手術給付金が3カ所分出たのでプチバブルが起こる。

なんと、このおかげで、あれほど大変だったリボ払いを、一括で返すことができたのだ。
この時には、既にわたしは、リボ払いの怖さを身をもって思い知っていた。
これで楽になれる、と思った。

家を出てから、給料が少し残るようになった。
生活に少し余裕が出てきたのだ。
少しずつ、通帳のマイナスが減っていった。
離婚のために借りたお金も、3年で完済した。

ブチバブルに沸いたわたしは、ここで決定的なミスを犯す。

バツイチ、マンションを買う。

マイナスうん十万の残高しか見たことのないわたし。プラスうん十万の残高を見てプチ上がってしまった。

そして、家出後住み始めた築40年のマンションも気に入ってたんだけど、たまたま通りかかった近くのマンションのモデルルームを見にいってしまう。

街中、駅近、これは値下がりしない物件だ、と思い、今のマンション住めなくなった時仕事なかったら保証人いねえしなとか、家賃額とローン額変わんねえなかとか、いろいろ考えてたら、まとまったお金がある今、頭金にして買おう!と思ってしまったのだ。

そして、希望の3階の部屋が売れてしまい、残りひと部屋となっていることを知り、ほぼ衝動買い。
(その数時間後、その部屋を買いに来た人がいたらしく、本当に危なかった)

80歳までの住宅ローンを抱えてしまった。
しかし、結婚時代の困窮期にくらべれば、このくらい何とかなるのである。

息子と二人の生活は、本当に余裕もないけど、そこまで困ることもない、とても穏やかな生活だった。

FPとの出会い

その後、フリーのFPの女性と知り合い、彼女のおかげで、かなりの見直しを行う。
保険を見直し、NISAを始めて、idecoも始めた。
idecoは、彼女のおすすめの銘柄で順調である。ここで、キャッシュフローと将来の計画を相談して立ててもらうも、管理ができない性質のわたしは、なかなか習った通りにできない。

それでも、手数料のかかる銀行口座からの引き出しをなくすことで、毎月数千円、保険の見直しで毎月数千円の節約には成功できたと思う。

でも、なかなかお金に働いてもらう、という考え方が自分の中にしっくりこないのであった。



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