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OOUI ワークショップに参加してきました

株式会社フィードフォースのデザイナーの森岡です。
先日開催された OOUI ワークショップに参加してきた際のレポートです。

OOUI とは

Object-Oriented User Interface すなわち「オブジェクト指向インターフェース」のことです。
あえてここで詳しく説明するよりも、今回のワークショップの主催でもあるソシオメディアさんの記事を読んでいただくのが良いでしょう。

なぜ参加したのか

フィードフォースは B 向けに広告運用をサポートするプロダクトなどを提供しています。
こういった業務と密接に関わるプロダクトのデザインをする場合、タスクベースの UI になってしまうという状況に陥りがちです。

OOUI 自体は元々上記の記事などを通じて知っており、日頃から意識はしていました。弊社のデザイナーの間でも度々話題に。

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一方で実践的な部分に関する理解の浅さも感じており、今回のワークショップはまたとない機会だろうということで、同僚デザイナーたちと 3 人で参加してきました。

参加してみて

内容としてはおそらくこちらのレベル 2 までのものでした。

参加後に同僚と話していて「手を動かすことで理解が深まった」「UI に対する視野が広がった感じがする」といったあたりが共通見解として挙がりました。

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自分自身、担当するプロダクトの UI 改善において「なぜ既存の UI は使いづらいのか」「どういう UI にするべきか」を検討する際に

- 既存のものはタスク指向・モーダルな挙動をしている
- ユーザーが使っている時に詰まっていたのはここがタスク指向・モーダルだからではないか
- こう直すとオブジェクト指向・モードレスになるのではないか

というこれまでになかった視点から検討できるようになりました。
これまで感覚的に判断していたものがより言語化しやすくなり、結果としてアウトプットの質につながるような感覚。

企業を対象とした OOUI ワークショップともなると(主に金銭面で)なかなかハードルが高くなりがちですが、こういった参加しやすい形で開催されたのはありがたかったです。
機会があればこの先のワークアウトも体験したいですね。

サポートしていただけたら書籍の購入代かアルコールになります。