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京都伝統中医学研究所の二十四節気の養生法

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京都伝統中医学研究所の国際中医師がオススメする【二十四節気の養生法】とおすすめ薬膳茶や薬膳食材です。節気ごとに追加掲載いたします。
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記事一覧

二十四節気の養生法【2024 白露】

 9/7から「白露」です。暦便覧には「陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也」とあり…

二十四節気の養生法【2024 處暑】

 8/22から「處暑」です。暦便覧には「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也」とあり…

二十四節気の養生法【2024 立秋】

 今日から「秋」の始まりです!と言われても、「もう夏も終わってしまいましたねぇ」なんて……

二十四節気の養生法【2024 大暑】

 夏の最後の節気です。今年は7/22~8/6(立秋の前日)までの2週間が「大暑」です。まだ始ま…

二十四節気の養生法【2024 小暑】

 斗が辛(太陽経度105度)を指すと小暑です。グレゴリオ暦の7/7ごろで、この時期は、梅雨明…

二十四節気の養生法【2024 夏至】

 6/21は夏至です。北半球では太陽が北回帰線上にあり1年で昼間が最も長くなり、太陽の角度が…

二十四節気の養生法【2024 芒種】

 6/5は芒種で、暦ではこの時期は芒(ススキ)のある穀類の栽培に最も適している時期とされます。5/21に沖縄に梅雨入り宣言が出され、これから前線の北上に伴って北海道を除く全国各地が順次梅雨入りします。  中国では昔から「春の雨は油と同じくらい貴重」という諺があるそうです。唐の太宗 李世民は漢詩『咏雨』に「和气吹緑野、梅雨洒芳田。新流添旧澗、宿霧足朝烟。雁湿行无次、花沾色更鮮。対此欣登歳、披襟弄五弦。」と詠い、その当時から梅の実が熟すころにシトシトと降り続く長雨を「梅雨」と呼ん

二十四節気の養生法【2024小満】

 例年、小満の頃は、初夏の爽やかな季節で農家では田植えが忙しい時期です。今年は5/20~6/5…

二十四節気の養生法【2024 立夏】

 Welcom Smmer、夏が来た!。5月5日から5月19日までが「立夏」になります。今日から8/7の立秋…

二十四節気の養生法【2024 穀雨】

 太陽の黄経が15度になり斗が癸を指すと穀雨です。今年は4/19~5/5までが穀雨になります。…

二十四節気の養生法【2024 清明】

 今日から二十四節気「清明(せいめい)」です。清浄明潔の略で「空気は澄んで、陽光は明るく…

二十四節気の養生法【2024 春分】

 二十四節気「春分(しゅんぶん)」ですね。お彼岸の中日で「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、…

二十四節気の養生法【2024 啓蟄】

 弥生三月、いよいよ草木萌動く季節になってまいりましたね。 一昨日は上巳の節句で雛人形を…

二十四節気の養生法【2024 雨水】

 空から降ってくるものが水に変わるころが「雨水」です。  暦便覧には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」とあります。  京都は雨模様ですが、今日は気温も18℃ぐらいになり4月後半の暖かさになるそうです。しかし今週後半はまた寒さが戻るとか!? まだまだ太陽の南中高度が低いので「春」とは言え一気には暖かくなりませんね。北からの寒気が降りて来て真冬に戻ったり、南から暖気が入って来てポカポカ陽気になったりを繰り返し、少しずつお陽様の南中高度も高くなり陽射しも強くなって春の気が