Day 4

昨日誓約書のドラフトを妻にLINEした。
今まで返ってこなかった返信が届き、少し安堵する。
妻の体調、子供の様子、色々聞きたいことは山ほどあるがどの口が心配できようか。
今の自分にはそれを願うことしかできない。

返信内容はこうだ。



  • 女性関係以外でも嘘をついた場合のペナルティの追加

  • 今回の相手、今後また裏切った場合の相手への対処の記述追加

  • 実家の親へ迷惑をかけてしまっていることへの申し訳なさ

  • 父親失格だが、子供たちにとって父親はあなたしかいないということ






父親として、いや、人として諦めていた。



そんな人間に「あなたは父親だ」と言ってくれたことにどれだけ救われただろうか。
恥ずかしい。父親としての誇りまで放棄しようとしていた自分が。





誰が守るんだ。あの子らを。




人から何言われようが、何されようが、そこだけは揺らいじゃいけないだろ。


こんなこと矛盾してるかもしれないし、言う必要もないのかもしれないが、浮気したからといって、子供を不幸にするようなこと、父親として恥ずかしいと思うことは絶対にあってはならない。そこだけは譲るなよ。それこそ子供たちに合わす顔がない。







妻は決して学力はいいほうではない。ことわざを間違えて覚えてたり、歴史や計算だって苦手だ。



しかし、人の痛みがわかる本当にジブリに出てきてもおかしくないぐらいピュアで芯がある素敵な人だ。




もうこの人を絶対に悲しませてはいけない。
こんな自分に人として大切なことを教えてくれてありがとう。









あなたを喜ばせるために、素敵な人間になれるような誓いを立てます。