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馬体の見方 視点など

いつもご利用、ご覧いただきありがとうございます。
YouTubeやnote、fans、Twitterでいつもお付き合いしていただいてる方達や、馬の見方について興味を持たれている方たちに、馬体の見方や一口馬主をより楽しんでいただけたらと考え、少しでもお役に立てたらと思い、ツイートしたものをまとめておきます。

①脚元の不安を考えた時、管骨あたりがスッキリしている、膝から下が急に細くなってない、つなぎの角度とクッション、前から見て歪みがないか、横から見て反ってないか位ですかね

たまに球節や膝の形が・・というのをクラブのコメントで見ますが、そこまでいくと携わってる方じゃないとわからないですよね。

②ギベオンとクライミングリリー

牡馬と牝馬で肉付きなどに差はありますし、前躯は多少似てるところはありますが全体のコンフォメーション、先行、追い込みと脚質も違います。

ギベオンはつなぎの反発や長さなどを除くと締まりが強めの筋肉でダートは向く思うんですけど、気ムラで気持ちの問題⁈

③筋肉の締まりの強さと柔らかさ。

同じ父、母ですが、牡馬と牝馬でこういう傾向に出やすいと思います。

柔らかい方が切れやすく、背中のラインとお腹のラインが平行な感じより、臀部にかけてお腹のラインが少し上がっているような感じだと一瞬の動きが速いかと思います。
https://youtu.be/SCRNNUHqXyI @

④関節、筋肉などの体質は柔らかい方がいいですよね。

硬いと身体の使い方が窮屈になったり、どこかしらに負担のかかる走り方になり故障や疲労蓄積の原因になります。

丸みを帯びたフォルム、皮膚の薄さ、トップラインがなだらかであることなどから立ち姿でも推測することができます。

⑤ケイティーズハート20

エフフォーリアの妹になりますが、この写真で柔らかいか硬いか🤔

基本、キ甲の長さがあって肩の角度が標準的だと肩の幅は広くなります。

それとキ甲にある程度の高さがあると前肢をスムーズに、より大きく前へ進展しやすい構造と言えます

※クラブの許可を得て使用しています

⑥個人的にはこの三つにポイントを絞っていて、コンフォメーション=骨格構造がよくて、関節が柔らかく適度な強さがあり、筋肉が良質なもの(粘りや収縮力がある)が大活躍すると考えています

肩の幅があって、構造はいいものの前肢の出に窮屈さがあるものは、関節が硬いか筋肉の締まりが強いかと考えます

⑦後肢も同じで曲飛だと飛節は伸び切らないので回転を上げて可動域の狭さをカバーする必要があります。

その構造でも関節に柔らかさがあると飛節が伸び最後まで蹴り切れたりはします

直飛は逆で飛節は伸びますが踏み込みは浅くなりやすくなりますよね。

ただこれもちょうどいい角度があると思います

⑧話は前後しますが、コンフォメーション、関節、筋肉としたのは、一完歩の大きさがそれにより決まり、回転の速さもそれで決まるからで、スピードは、四肢の回転=ピッチと一完歩の大きさ=ストライドで決まるからです。

⑨あくまでも個人的な見解ですが、肩の角度が45~55度くらいでしっかりとした幅があり、なだらかなカーブを描いていて幅があるものが理想的だと感じています

頚の長さは頭の長さの1.5倍

基準がわかると、それがいいものかよくないものか判断できるので、馬体の見方、基準を知ることは大事だと思います

⑩シルバーステート

肩の傾斜はなだらかで頭部が軽そうな印象です

頭が大きかったり頚が長いのもはよくなく、頭の位置が高いのは推進力が上に向かったりするのでなるべく避けています

手先までバランス良く力が入ってた立ち姿で、これは骨格のバランスが良く筋肉がある程度発達してるからだと考えます

11 リオンディーズ

頚から腰までのトップラインがなだらかなものは、前躯と後躯のバランスが良く後肢で作った推進力をロスなく全身運動に活かすことができるとされています

皮膚が薄かったり、肩の周りの細やかな凹凸は、柔らかな筋肉、体質を持ってる場合が多いです

12.筋肉は多少締まりが感じられる方が大外しがないように思います。

収縮した時のバネ感。

歩いているというより、自然と筋肉の力で後肢が動いてるようなイメージ。

アップにするとよく分かります

筋肉が緩い馬は踏み込みが浅くなったり後肢が蹴り切れずだらっとして戻りクタクタとした脚運びになります

https://youtube.com/shorts/R4mXGbMO9zA?feature=share @ 


13 特に注意してみるようにしてるのはこの辺り。

後肢を蹴って推進力を生み出す動きをする筋肉と、その蹴った脚をお腹側に引き戻す動きに作用する筋肉。収縮力や粘りを感じるかどうか。

緩いままではなく、筋力がつく体質かどうかを判断しています。

14.レッドルゼル

骨太で造りがカチッとしていてゴリッとした見た目。

いかにもダートが合いそうに感じます。

臀部は寛骨、腰角から股関節、尻端までの長さがあると、必然的に股関節から膝蓋骨周辺まで伸びる大腿骨の長さも確保されるので臀部、ともの大きさがあると言えます。

短めに適性があります。

15.さらにいうと、関節の強弱や柔硬、前後躯の連動、脚元の健康度合い、背腰の筋肉のつき方や緩さがないか、そして全体の動きに窮屈さがなく、頸をリズム良く使えているかなどが大切だと考えています。

ご参考までに置いておきます。

相馬眼の基本 馬体の見方 骨格の基準を知る 出資馬、購買馬選定に【一口馬主】募集馬 馬体診断基準 https://youtu.be/HPjRpPeEDIk @YouTubeより

【競馬】一口馬主 G1馬 募集時 写真&歩様集  Horse racing G1 winner in Japan https://youtu.be/q7Dvn7hy2OM @YouTubeより

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