いつもご購読ありがとうございます。
久々に今日は書いている人に向けて書きます。
トップ1000の年間平均売り上げが1000万を超える世界に
noteがサービス10年を迎え、今や、累計15.5万人のひとが収益を得ているそうです。
以下はnoteの公式リリースより。
私は2015年からnoteを始めまして、収入の柱になってすでに4年経ちます。
記事に課金する文化が、すでに当たり前になったのですね。
それにしても、トップ1000人が年収1000万とは、もう一つの産業の誕生です。
書いてもなかなか読まれない
しかしながら、一方で、私のところでよく聞くのは「読まれない」という悩みです。
読む人<書く人 の時代なのです。
出版不況が叫ばれ、「文字媒体が読まれなくなった」と言われます。おそらく読む対象物があまりに増えてしまったため、特にオールドメディア(紙媒体やブログなど)を読む人が減ったためと思われます。
noteの記事数は現在、4344万件もあるそうです。
ここから一本の記事を見つけて、読んでもらうためには相当のハードルがあるわけです。
タイトルの付け方、リードの書き方もまた、重要です。
そのためには、誰も読んでいなくても、コツコツと発信し続けるような、ある意味根気強さと、その過程そのものを楽しめるメンタルが必要です。
アルゴリズムにも大きく依存しますから、「読みやすいところに表示される記事」とそうでない記事があり、これはフォロアー数とはあまり関係ないようです。
同様のことは、音声配信にも言えると思います。Voicyを見ていても、「こんなに面白い配信してるのにな」という人があまり聴かれていなかったりします。
ではどうしたらいいのか
この辺、個人的にご相談をいただいたり、コーチングしたりいろいろしてきたのですが、結局のところ、運に左右される部分もまた大きいと痛感しています。
なので、個人が書ける人になるためには、誰も見てもらえなくても、コツコツ続けていくメンタルの強さが、重要です。
結局、自分の強み(専門)を見つけて、個性を磨いていくのが一番早道という身も蓋もない話なのですが。
私のnoteでは、2016年あたりから、継続して「書く人のためのノウハウ」を書いてきました。一時はnoteの公式ブログを書かせていただいていた時期もあり、書き溜めてきたものを今回、まとめて本にしました。タイトルは、「noteから商業出版まで やっぱり『書くこと』で生きていきたいあなたへ」。
内容はこんな感じです。
個性を見つけるには時間がかかります。あのベートーヴェンも、モーツァルトやハイドンの影響から抜けるのに苦労していた時期がありました。
ということで、長くnoteで書いてきたものをまとめ、加藤浩子さんに編集していただき、ようやく今回、発売になりました。
Kindle Unlimitedの方は無料で読めます。よかったらダウンロードして読んでください。
以下の本は既刊です。「子どもが教育を選ぶ時代へ」は増刷になりました。
なんで最近Kindleを増やしているのかとか、その辺も機会があったら書いていこうと思います。
それではまた。