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浴室リフォームの考え方④ #戸建教習所

リフォームにおいて、費用が掛かると容易に想像できるもののひとつとして、
水回りがあります。

一般的にキッチンは女性が決定権を持ちます。
男性の育休化がだいぶ進んできてはいるものの、まだまだ現実的には女性の方が家庭を守るという図式がわが国では普通です。システムキッチンだろうと公団用のブロックキッチンだろうと、最終決定は奥様が行うことが多いです。

が、浴室は男性も意外と拘りがあります。
「3点ユニットは嫌だ」、「最低限このグレードは欲しい」という基準が誰にでもあります。
とはいえ、それを言葉で表現することが難しい方もいます。
「壁はこんなんで」「浴槽はこのくらいのきれいさで」・・・とぼんやり基準はあるものの、数ある物件をエリアで検索し、最後はなんとなく消去法になっていきます。

そのときに家探しをしている方の篩(ふるい)から落とされないためには、
大家視点としては最低限の”清潔感”が大事になってきます。
カビや水垢の汚れは内見する方からしてみれば、それだけで嫌悪感を抱き、全て台無しになってしまいます。

黒カビはパッキンに染み込むと一筋縄ではいきません


水垢は何層にも重なって形成されるため落ちづらいことも。

さらに、もうワンポイントとして、『どれだけ印象付けられるか?』も重要となってきます。
石目調の高級感のタイルの浴室だと、「ほかでは見ない」「温泉みたい」と印象付けられます。
即日、賃貸の申し込みをしなかった場合でも自宅で検討する方はほかの物件と比較するときに、なんとなく“あの家”と覚えてくれます。

これがあまり費用を掛けずに実現できればコスパは非常に良いです。
その際に重要になってくるのがどう依頼するかです。

業者さんに全任せにしてしまうと、責任は業者さんに持ってもらえますが、当然高くついてしまいます。
共に作り上げていく感覚が、賃貸経営上、非常に大事になってきます。
そんな話を次回はしていきたいと思います!
それでは今日はこの辺で!<(_ _*)>

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