見出し画像

ここで再びの部活動問題

皆様お疲れさまです!

1週間の真ん中、水曜日を乗り切りました。

とりあえず、あと2日です。

さて、表題の件についてです(いきなり堅くなった)。

世間では、既に部活動が再開している地域もあるようです。

残念ながら本校はまだ部活動については再開していません。

全員登校になりましたが、6時間目が終わり次第、30分以内に下校というルールが定着しています。

このルールがあるおかげで、教員は生徒が下校したあとに休憩が取れています。

または、休憩を自主返上して、教材研究に勤しんでいます。

この生活に慣れてしまうと、部活動に対して疑問の声が出てくるわけです。

それは、既にツイッターなどではちらほら見かけてはいたのですけれども。

ついに自分の学校でもそのような話を始める教員が出始めて来ました。

そして、増えてきたように感じた今日という日でした。

きっかけは、保護者から部活動の再開を強く望む声があったということ。

気持ちはわからないでもありませんが。

この件に対して、ちょっと冷ややかな反応を示す教員が多かったな、というのがことの始まりでした。

部活動問題、根が深いですね。

単純にやりたい、やりたくないの話以前に、勤務時間との関係性がある。

生徒側もせめてこの活動が我々のボランティアによって成り立っているということを認識して欲しい。

ちなみに、私はその話はしている。

これは、初任校でそういう取り組みをしている顧問の先生を見てきたからだ。

仲間がいる感謝、親がお金を出してくれる感謝、先生がいる感謝などをちゃんと認識させていた。

しかし、これができていたとしても、土日が潰れたり、退勤が遅くなるのは苦しいんですよね。

私自身、冬期時間になって最終下校時刻が早くなると小躍りしてしまいますから。

生徒たちには「短い時間で集中して工夫してやろう」というように声かけはしています。

今年、中心学年になっている生徒たちは、工夫ができる子たちなので、見ていて面白いし、ある程度放っておいたほうが伸びている。

自分たちで動画をみて研究したりしているし、練習メニューも考えている。

自分たちで何ができるようになりたいのか、が明確なのだ。

要は、そこまでのレベルで楽しさや面白さを伝えられるのか、というのが重要だと思う。

そうするとやはり、部活動の顧問には競技経験者を充てるというのが理想的なのだが。

教員は担任2人制でもいいのかもしれませんね。

早番と遅番のような。

7時30分までに出勤して15時30分くらいに退勤する早番と、10時までに出勤して18時までに退勤する遅番みたいに。

そうすると昼食もゆっくり食べられるし、休憩時間も確保できるだろう。

これらの先生が有給を取りやすいように、サポートの先生方も数名配置しておくとかなり盤石な教育体制が出来上がるような気がする。

こういう勤務形態だと、部活動も勤務時間内に納めることが出来るのかもしれない。

現実的には相当のハードルがあるだろうけれども。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?