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先生を目指すということ

 ふとしたときに先生とはどんな職業なのかと考えます。

 ニュースを見てるとよく目にするのが教員の不祥事です。教育委員会は教員の不祥事を減らすため、様々な策を打っていて、罰則が厳しくなったり研修を行なったりしていますが、その思いとは裏腹に不祥事の件数は年々増加していて、例えば埼玉県では令和元年度の不祥事件数が過去10年で最多になりました。世間からの教員という仕事に対する目はどんどん厳しくなっています。

 またブラックという点でも先生という仕事は注目されてしまっています。SNSを見ると学校の管理職に対する不満や労働時間の異常な長さがいくつも報告されています。実際に先生をしている方と話していてももう辞めたいという話や勤務時間が長すぎるという話を聞きます


 どの話を聞いても思うことがあります。それは先生を本気で目指し、本気で子どもたちのために働きたいと思う人たちの気持ちをないがしろにきて欲しくないという思いです。

 先生を目指す方は大抵ブラックであるという話を知りながら、また教員採用試験という難関の試験を乗り越え、やっと先生になっています。なんでわざわざそんな大変な仕事に、と思う方がいると思いますが、先生という職業のやりがいは本当になににも変えがたいです。また教育こそが日本や世界をよりよくしていくのだと考えている人も多いです。

そんな方達でさえこの仕事はブラックであると考えたり、世間から不祥事を起こす職業だと言われてしまいます。そんなことがあっていいのでしょうか。私はそんなことはあって欲しくありません。

 私は先生という職業は最高だと自信を持って言えます。もちろん他の職業も同じくらい素晴らしい職業であってはならないですが、私は先生という職業に誇りを持っています。だからこそこれから先生を目指す人や熱意を持って先生をやっている方たちの思いが子どもたちにちゃんと届いて、周りからも尊敬されていくような社会を願っています。

 だらだらと書いてしまいました。なにを言いたいのか、と思う方もいたかもしれません(笑)そんな方こそ私がなにを言いたいのか、ぜひ考えてほしいのです。そしてもし少しでも先生になろうか迷っている方や先生を辞めようか悩んでいる方がいたら相談してほしいなと思っています。

 みんながみんなの幸せを願い、祝福できる、そんなよりよい社会になっていくことを願ってやみません。

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