【オカンのおにぎりとカレー】ていねいに書く雑文~その81~20220817
【オカンのおにぎりとカレー】
こないだ実家に帰った。兄家族と合わせて帰った。あっちには子どもがいるので、大抵こういうときの晩御飯はバーベキューになる。ありがたし。
普段食う肉の何倍もする値段のものがポーンと出てくる。ありがたし。そして、うまし。
バーベキューといってもほぼ焼肉なので、米もある。こういうときは盛ったご飯じゃなくておにぎりが出る。
ちなみに、炊飯器からお茶碗にご飯を「よそう」ことを実家では「つぐ」と言ってた。名古屋出身者の妻は「つける」と言う。ここ、ケッコー方言出るところかも。
せっかくなので母が握った三角おむすびをいただく。
口に入れると、「いつもの味」だ。
このとき「100個のおにぎりの中でどれがお母さんが握ったおにぎりでしょう?」っていう問題があったらたぶん分かるな、と思った。100個だったらひと口ずつ食べても100口なので胃の容量的に現実的じゃない。10個なら割と間違えることはないだろうな、なんて。
いわゆる「おふくろの味」的な。こういうのが誰しもにあったりするんだろう。ただ、ちょっと思ったのは「そんなにたくさんの人のおにぎりを今まで体験してないな」ということ。お店で買うものは別として、そういえば「握り主」が分かるおにぎりは、ほとんど食べたことがない。両手あれば十分足りそうだ。
なんてことを考えると、実はどこのお母さんのおにぎりも、そんなに変わんなかったりして。それでも分かるだろうという謎の自信がある。
実家に一泊して帰る日。大体1泊しかしないので、なるべくゆったりとお昼ご飯食べられるぐらいの時間までは家にいられるようなスケジュールにしている。
朝はいつものオカン特製サンドイッチ。そして昼はカレーだった。実家のカレーを食べるのは久々。キッズがいたので、カレーは甘口。これはこれで懐かしい味だった。じゃがいもとにんじんの他に肉も入っている。肉は牛肉だって。さすが。
たしか飴色タマネギ作るなんて、手のこんだことはしていなかったはずだけど、おいしいカレー。牛肉の力はすごい。なんか牛の脂が旨いんだろうなと、個人的な結論に至る。よし、次カレー作るときは牛脂入れよう。
そんなことを思った今回の帰省。次は年末かな。
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