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アンテナに加入したSleepyheadです

はじめまして。このたびアンテナに加入することになりましたSleepyheadと申します。よろしくお願いします。

普段は東京のアパレル企業に海外営業として勤めながら、Sleepyhead_blogという音楽ブログを運営をしています。主に世界中の素敵なインディーロックバンドを探してきて紹介したり、お気に入りのアルバムのレビューを書いたりしています。最近はTame Impalaの新しいアルバムである『The Slow Rush』がお気に入り。きっと私的2020年のベストアルバムになるはず。

出身は奈良県奈良市。京都の今出川近くの大学に通っていました。卒業後に上京したため、現在は東京在住ではありますが、関西への愛着は強く心に持ち続けています。

アンテナに加入したワケ

この記事では「僕がなぜアンテナにライターとして加入したのか」その理由を書かせてください。

一番大きな理由は、自分のブログ以外の外部メディアで記事が書きたかったからです。

普段運営しているブログはあくまで「自分の庭」であり、基本的には他の誰のチェックも通しません。己の力だけで運営するのがブログのいいところでもありますが、己の「音楽を文章で伝える技術」を高めるには「経験ある人たちの目を借りる」必要があります。

主観を通していると見落としがちなミスや気づかない改善点ってきっとたくさんあるんじゃないかなと、ずっとモヤモヤしていました。普段から読んでいたアンテナがライターを募集していることを知り、自分とは違った目線で記事を検討してくれる環境なのではないか?という期待を持って加入を決意しました。

なぜ敢えて東京ではなく京都のメディアなの?

しかしなぜ東京在住の僕が京都のメディアに参加したのか、きっと不思議に思われると思います。東京にも数多くのメディアがありますし、実際、加入にあたってアンテナのみなさんと面談した際にも質問をされました。

僕があえて京都のメディアで書いてみたいと思った理由は、京都をはじめ世界各国のローカルなカルチャーへの愛着を強く感じているからです。僕は奈良県に生まれ、大学卒業まで22年間住んでいました。京都の大学に通い、京都を中心として関西一円のライブハウスで当時好きだったバンドのライブに熱狂しながら、僕自身も軽音楽サークルでベースを弾いたりしたことを、今でも昨日のことのように思い出せます。

僕にとって関西は青春を過ごした大事な土地なのです。具体的な名前を挙げると、Lostageや8otto、Homecomings、踊る!ディスコ室町、おとぼけビ〜バ〜など、当時も現在も好きなバンドが活動し、日本全国ひいては世界中に羽ばたいていく、東京にも負けないエリアが関西なのです。

関西に限らず、土地とカルチャーの結びつきは強いと僕は思います。個人的なイメージでいえば、京都といえばくるりがすぐに頭の中に浮かんできます。さらに、奈良といえばLostageだし、博多といえばNumber Girl、北海道といえばBloodthirsty Butchersなど。それぞれの土地でローカルな人気を獲得し、メジャーへのし上ったバンドたちです。

しかし今はインターネットやSNSを起点にファンベースを作るアーティストやバンドが多いことも事実。例えばMen I TrustはカナダのモントリオールでDIY的な音楽活動をしながら、インターネットを通じてファンを獲得しています。ローカルで活動しながら世界的な人気を獲得することも可能な時代になりました。彼女たちはアメリカに行く必要も、ロンドンに行く必要もありません。彼らが育った「地元」の音楽を世界中のリスナーに届けられる土壌が確立されています。

ローカルな土地が与える影響や生い立ちが反映された音楽が、その鮮度を保ったまま世界の音楽ファンに届けられる。素晴らしいことだと思います。とはいえ、まだまだ音楽ファンに発見されるときを待っている素晴らしいバンドやアーティストが、ローカルシーンにたくさんいるはずです。

そんなバンド・アーティストを適切な言葉で届けることがローカルシーンを発信するメディアの役割であるかな、とぼんやり考えています。そしてそんな僕自身の考えに近いイメージの活動をしていたのがアンテナでした。

僕なりに生まれ育ち、青春を過ごした京都をはじめとする関西のカルチャーや、世界中の「ローカルシーン」から生まれる音楽を届けられるよう、アンテナで活動し精進していきます。よろしくお願いします。

ライター : Sleepyhead


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