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教師が目指すべきものとは(2)

こんにちは。バンチャンです!

前回のブログはご覧いただいたでしょうか?

今回はそれに引き続き、「教師が目指すべきものは何か」を語っていきたいと思います。

俺(私)についてこい!と言われても、、

ここでまず1つの言葉をご紹介します。

これは、オーストリアの動物学者でノーベル賞受賞者のコンラート・ローレンツ氏の言葉です。

人間は、自分の好きな人、しかも尊敬し信頼する人からのみ文化・伝統を受け継ぐことができる。

今までの学生生活を振り返ってみてください。「この教師の言うことだけは聞きたくなかった」みたいに感じた先生はいませんか?

ここで、重要な要素である「信頼」について迫っていきたいと思います。

野村克也氏の「信は万物の基を成す」という言葉を紹介したと思いますが、それに通ずる内容です。

先生自身が、生徒に対して中途半端な対応をしていたら、子どもたちはどのような反応をしますか?

僕は、大学の教授にこう言われたことがあります。

自分なりに「よっしゃ!!」と思えるだけの準備をしなさい。すると、子どもたちからその分の笑顔が飛び出し、やって良かったと思える。

コーラント・ローレンツ氏の言葉にもあるように「尊敬し、信頼される人」にならないといけないのです。

では、そのようになるにはどうすればいいのでしょうか?

いくつもあるでしょうが、ここでは僕は、2つの提案をさせていただきます。

①常に謙虚で誠実であれ

失敗しても、言い訳をしない。自分はまだまだ無力なんだと自覚する。自分の非や短所を素直に認める。こんなところでしょうか。

人間はどうしても自分の短所を隠したがります。そして失敗した事象があった場合は、責任転嫁をしたがります。

責任転嫁のことに関しては、同志社大学の心理学部教授である中谷内一也氏は次のように話します。

人はフラストレーションがたまると、良くない状況の原因を探し、攻撃して排除することで解決しようとしてしまう。

子どもたちが思う、嫌いな教師ランキングで「失敗の責任をなすりつけてくる教師」は常に上位にあります。こんな状態で信頼関係が築けるはずがありません。

自分を飾らず、焦らず、接していく姿勢が必要だと思います。

②人間力を磨け

教師に必要な資質能力で、これが外れることはありません。

僕も「こういう教師にはなりたくない!」という思いがあります。それは「勉強しかできない教師」です。そういう教師、すごくつまらなくないですか?

教師は、子どもたちに自分の人間力を「魅せる」ことが醍醐味であると思います。

「僕は~~が好きなんだよ!」「今度ここ行ってみたら?」みたいに、あらゆることに知的で、興味津々な教師は面白いです。僕が今まで見てきた教師でも、そういう人はほんとに好きでした。

授業が上手い先生になりたいですが、遊ぶことが好きな先生にもなりたいものです。

以上です。

今後も更に研鑽を積み、努力していきます!

それでは! See you in the next post!






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