教師が目指すべきものとは(1)

こんにちは。バンチャンです!

今日は、「教師が目指すべきものとは何か」を語りたいと思います。

僕の意見に何かコメントを頂けたら嬉しいです。結構長々と語りますので、2部に分けようと思います。まずは第1弾でございます!

教師ってどのような立場の人?

教師、つまり学校の先生とはどのような存在の人なのでしょうか?

僕は2つの役割があると思います。

1つ目は、情報を提供する。あるいは「提供の場」を設けることです。

教育実習で指導教諭から終始教わったことは、

教師の本分は授業だということです。

子どもたちを中心の軸とし、子どもの知的好奇心をかき立てるような教材を作り、子どもだけでなく、教師自身も楽しめるような授業作りが大切なのです。

そして、授業以外でも大事な側面があります。

以前投稿したことと被るのですが、子どもが見る大人は、「親」と「学校の先生」しかいないのです。

子どもが持つ情報量は大人と比べて圧倒的に少ないです。

つまり、子どもが「正しい」「自分に合った方法」と納得させる道しるべを示し、リードしていかなければならないのです。リードしていかなければ、子どもは路頭に迷い込み、「自分は結局何がしたいのか」「どういう進路で今後進んでいくのか」がわからない状態になってしまうのではないでしょうか。

その為には褒めることがだけでなく、叱ることが必要です。(自分ができているかと言えばそうではないのですが、、)子どもが考える「誤った、歪んだ考え」を正さないことには、次のステージには進めません。

そして、子どもをリードしていくために必要なものとして、「大人のみが持つ人生のエッセンス」があると思います。

「人生のエッセンス」と書きましたが、これは「皆さん大人の今までの人生経験」のことを指しています。

言い換えれば「経験則から基づくコトバ」ですね。

例えば、生徒が「海外での暮らしについてもっと詳しく聞きたい」と質問してきたとしましょう。さあ、皆さんならどう答えますか?

「自分で調べなさい」と言うこともできますが、実際に海外に住んだ経験がある先生からの言葉には、なにか「イキイキとした躍動感」みたいなものを感じませんか?「俺はこういう暮らしをしてきてん!」「こういうところで苦労したわ~」のように。

このように教師は、「人生の先輩」として知的な部分を紹介したり、「こういうことにチャレンジしてみては?」とアドバイスすることが、子どもの成長に繋がるのではないかだと思います。これが1つ目です。

2つ目は「自立」の支援です。

「提供の場」を与えることももちろん重要ですが、それだけでは不十分だと思います。

子どもはいずれ社会の場で生きていくことになります。そこで求められる能力は何でしょうか。

僕は「論理的思考力」&「行動力」だと考えます。

そしてそれは、「自立」と限りなく近い関係にあると思います。

自立は、字のごとく、「自」分の力で「立」つことですから、極論、先生の言うことを鵜呑みにする必要は無いのです。反抗したり、無視しても良いのです。

でも反論し、自分の力で物事を進めていくことができる「論理的思考力」を、全ての子どもたちが十分に備わっているかというと、必ずしもそうは言えないでしょう。

つまり、「自分は今何が求められているのか」「今何をしなければならないのか」を自分の頭で考える癖を付けなければならないのです。

そしてはじめの一歩を踏み出せる「行動に移すことができる力」も必要だと思います。しかしこれは、子どもたちだけでの力では非常に難しいです。やはり教師の力が必要です。

僕はまだ経験が浅いのですが、いろんな先生からこういう意見を頂きます。

子どもたちの可能性は無限大だ

この時僕は思いました。「子どもたちの可能性を信じること」。これは教師が必ず身につけておかなければならない必須の能力ではないかと。

問題があっても、「なぜこういう行動するのだろう」と考え、子どもの持つ力を最大限引き出す努力を怠らない。

そして「私は君たちの未来を見ているよ。君たちならきっとできると信じているよ。」と、語ること。

たとえ直接言えなくとも、その思いはきっと「無言のエール」になり得るのではないでしょうか。

まだ語りたい内容はあるのですが、ひとまずここでいったん止めておきます。

それでは、また次回の投稿もお楽しみに! See you in the next post!!

p.s

思いや感じたことなど、ありましたら是非コメントください!

僕自身も、まだ駆け出しの教師です。皆さんの意見からも参考にし、勉強していきたいと思います!









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