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アイコン戦略

僕のアイコンについて、「そのアイコンどんな意味があるの?」「なんかのキャラなの?」など時々質問されるので、ここに想いや考えなど書いておく。

はじめてネットでアイコンを設定したとき

昔の情報発信といえばもっぱらブログだっただけど、2004年ごろにmixiがワーっとやってきたので、早速登録した。
そこでアイコンを設定するという機能があって、何を登録しようかなと悩んだ。

当時のインターネットといえば、自分の写真や実名を出すなんて、怖くて考えられなかったので、まず写真はないなーと。

けど、シンボルになるようなものがいいなーと思って、自分で作ったのがこのアイコン。

ちなみに犬顔とか言われることが度々あったので、動物っぽいデザインにした。

そして、2007年からTwitterを始めたときから、同じアイコンをずっと使い続けた。

アイコンのデザイン

実はアイコンは今のがバージョン4で、過去3回アップデートしている。
バージョン1は探せられなかったが、変遷のツイート。

ちなみにバージョン2に毛が2本生えているのは、「人間」と分かる表現としてちょっと意味があるもの。
これが無いと動物に見えてしまっていたんだけど、毛を2本生やすだけで「あら不思議!」人間に見えてしまうのだ。たぶん。

ミニマムさ

もうちょっとデザインの話をすると、僕はTwitterをおじいちゃんになるまでたぶん使い続けると思うので、何十年も腐らないデザインにしたかった。

腐らないデザインって何がいいかって、究極のミニマムだと思っている。

例えば、👇はミッフィーをトリミングした画像だけど、「・」「✗」だけでミッフィーって分かるよね。

スクリーンショット 2020-01-26 8.24.22

ミッフィーは1955年に誕生したけど、今でも変わらずカワイイキャラクターであって、作者のディック・ブルーナって本当すごいなと。(ディック・ブルーナは絵本作家だけじゃなく、グラフィックデザイナーでもある)

それで、僕のアイコンもバージョンを上げていくときほど、ミニマムになるようにデザインしてきた。

アイコンの一貫性の大事さ、認識のしやすさ

アイコンに写真という選択肢もあったかもしれない。
けど、人間ってやっぱり老けてくるので、数年前の写真でもダレこれ?ってなっちゃう。

あと、写真だと情報量が多すぎて記憶が曖昧になりやすいけど、アイコンだと覚えてもらいやすいよね。

例えば、けんすうさんをそのへんの道端であっても気が付かないかもしれないけど(ごめんなさい...)、このアイコンで見たら「けんすうさんだ!」とすぐわかる。

スクリーンショット 2020-01-26 8.36.06

あと、アイコンを変えると、「え?だれこれ?」ってなっちゃいやすいけど、一貫性のあるアイコンのアップデートだったら、ずっと認識してもらえるし。

オリジナルティとシンプル

リアルなイベントで人と会うときに、「あ、あのアイコンの人ね!」と覚えてもらえることがチラホラあった。

これがオリジナルティの無いアイコンだったら、認識してもらえなかったかもしれない。

人に覚えてもらえやすくするには、オリジナルティと、子どもでも描けるぐらいシンプルさが大事だと思っている。

まとめ

狙ってやっていたわけじゃなく、なんとなく考えていたアイコンについて言語化してみた。

個人的な考えだが、まとめると、アイコンを長期的に使っていく場合、以下戦略が良いのかなと思っている。

・腐りづらいこと
・一貫性があること
・オリジナルティがあること

おしまい。

けんすうさんのアイコンについての記事もオススメ!

(この記事を見て僕も筆をとったw)


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