見出し画像

子どもの居場所づくり事業

大津市は「子どもの居場所づくり事業」で、支援が必要な子どもたちに安心して過ごせる場所を提供しています。
その子どもの居場所づくり事業を受託している特定非営利活動法人 寺子屋共育轍さんを視察させていただきました。

ボードゲームは100種類位あり、入れ替えているそうです。


子どもの居場所づくり事業には昼の部と夜の部があり、夜の居場所づくり事業では、食事やお風呂も提供されています。
轍さんでは、晩御飯の食材の買い出しや何を作るか等についても子どもと相談して決めているそうです。安心安全な居場所を提供するだけではなく、子ども自身が主体的に関わり一緒に作り上げていく経験を大切にしているとのことでした。

子どものアイデアメニュー:赤の他人丼

子どもが帰ってからNPO代表の蔵田さんのお話を聞きました。
蔵田さんは、子どもが置いてきぼりにならない地域を作るために、瀬田北学区で18事業の展開を考えているそうです。

まちの図書館:誰でも自由に無料で本を読めるスペースです。


子育ての悩みを気軽に話せる保護者のための居場所づくり、「福祉」という冠がつく支援に繋がらない人たちへのアプローチ、公園での遊びを通して支援が必要な子どもたちと出会う活動等々、子どもだけでなく保護者や地域を含めた幅広い取り組みが素晴らしいと思いました。

轍さんのように子どもを支援している団体が、経済的にも安定し継続して事業を続けられるよう市として何ができるか考えてまいります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?