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アクセシブルツーリズムをインプットするよ✨①OriHimeを知らずしてツーリズムの未来は語れない❓

こんばんナマステ💙Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

今日から以前から予告をしていた、1月23日に開催された東京都産業労働局主催「アクセシブル・ツーリズム推進シンポジウム」をインプットしていこうと思う。

視聴期限が今月一杯なんだけど、講演・セミナーを合わせて8つあって、今日から毎日やったとしてもリアルタイムでは終わらないから、そこをどーしよーかなぁってとこなんだけど💦

なぜこのシンポジウムを視聴しようと思ったかというと、自分自身は福祉とか全然門外漢なんだけど、

すべての人が旅を楽しめる世界をつくりたいという夢がある。

自分の場合は、貧困の方に重点を置いていて、貧困国の子ども達を旅に行かせてあげる活動がしたい、と思っている。

だけど、旅に行きづらい立場の人というのはそれだけでなくたくさんいて、そのなかのひとつがしょうがいを持つ人達なんだよね。

ということで折角学べる機会があるのなら、利用しない手はないじゃないかって。

ということで、今日は基調講演の「分身ロボット「OriHime」が可能にする、
コロナ禍における新たな社会とのつながり方」をインプットしていくよ。

スピーカーは株式会社オリィ研究所所長・デジタルハリウッド大学院特任教授の吉藤オリィ(健太朗)氏。孤独の解消をテーマにロボット開発ヴェンチャーを起業されている方のようだ。

早速ながらまったく知らない分野だけにワクワクする。

んじゃ早速、講演の内容を追ってみることにする。

以下、基本的に吉藤氏のスピーチ。

「車椅子で海外を1週間旅してきた。普段から車椅子の研究開発をしてきながら、車椅子で旅をするのは初めてだった。

オリィ研究所では分身ロボットOriHimeを開発していて、分身ロボットカフェという実験店舗をやっている。」

「OriHimeはAI搭載型のロボットではなく、人が遠隔操作で動かさないと動かない仕組み。分身ロボットの向こうにいるのは難病やしょうがいで外出が困難な人達。彼らの分身がそこにいることで、テレワークで接客が可能。

出席点が足りず、早稲田大学を卒業できなかった。病気で不登校になり孤独を経験。

趣味は折り紙と車椅子。折り紙が少なのでオリィと名乗っている。車椅子が大好きで、乗って遊んでいたら「それはしょうがい者の乗り物だ」と怒られたが納得できなった。また、車椅子のデザインがかっこよくないと思い、工業高校時代に独自の車椅子を開発した。

車椅子の人達が街を行き交っていないことに問題を感じて、バリアフリーマップアプリWheeLog!を始めた。

ALSの方は手が動かせないので既存の電動車椅子を動かせないが、眼球が動くので眼球で動く電動車椅子を開発するなど、様々な車椅子の開発をしている。

小学生は中学生、中学生は高校生と少し先の未来を行く人にあこがれを持つものだが、寝たきり老人にあこがれを持つ人はいない。しかし寝たきりにあこがれを持ってもいいんじゃないのか。

人生のテーマは孤独の解消。

老後、健康でなくなったときに孤独になりたくない。

4歳の時交通事故に遭い、首から下は動かせないが顎だけは動かせる盛岡在住の番田さんにスケジュール管理を担当している。そしてOriHimeのユーザーとして改善点を提案する役割を担い、OriHimeに腕をつけるアイディアは彼のもの。20年の寝たきり経験は私にはない。私には彼が必要。」

番田「ロボットが中心の世の中はいや。人を支えるロボットでないといけない」

「OriHimeを活用することで、番田さんには東京の友人ができ、東京に来る理由ができた。新幹線や介護タクシーを使うことで東京に来ることはできたが、来たい理由がそれまではなかった。

分身ロボットがあれば外出をする必要がない❓全く逆。分身ロボットが移動を促進する。

寝たきりだった番田さんはOriHimeのおかげでアクティヴに生きるようになり、将来の起業も夢見るまでになったが2017年に逝去。」

番田「OriHimeはこれまでになかった景色を見ることができる心の車椅子」

「いまOriHimeは学校、墓参り、海外旅行など色んなことに使われ始めている。しょうがい者だけでなく、どんな人にも使われるべき。

55歳でALSになり学校へ行けなくなった教頭先生が、OriHimeで卒業式に参加。たまたま生前の番田さんが出ていた番組を見ていた生徒会が提案したのだという。

眼球で動くPCと外の景色を見ることができるOriHimeを使って、ベッドの上から様々なことができる。

自分自身、入院している間もOriHimeを使って講演をしたし、身体が動かなくなってもOriHimeを使って出社をするつもりだ。

身体が動かなくなっても社会とつながることができる。OriHimeは子どもとも友達になれる。

死ぬ瞬間まで人生を謳歌できる未来をつくっていきたい。」

ホントはもっと細かい事例、たくさん喋ってたんだけど、とても書ききれる分量じゃない。

2月中であれば、是非吉藤さんの動画見てほしいな。

いやはや、これすげぇわ。

ツーリズムとは無茶苦茶相性がいい。

吉藤さん自身が体調面で修学旅行へ行けなかったのだといい、その時にOriHimeがあれば、クラスメイトと一緒に修学旅行に行けたんじゃないかという原体験があるのだという。

インドでいうと、仏跡巡りとの相性は無茶苦茶よさそう。

死ぬ前に一度、あるいはもう一度仏跡を見ておきたい、という方は多いのだけど、この3年間で身体が動かなくなってしまい機を逸したという方もいる。

アジャンターとかエローラーをはじめとした遺跡系も年配者層にとっては憧れの場所だったりする。青年期にNHKシルクロードを見ていた人はもう後期高齢者でしょ。

そういうところに、もう自分の身体は動かなくてもOriHimeを使って旅することはできる。

オンラインツアーとはリアリティが全然違うよね。

オフィスにいながらにして、添乗業務をすることも可能になるだろうから、ツーリズムの可能性は本当に大きく広がる。

これガチで掘り下げたいな。

そもそもどーゆー仕組みでOriHimeが動いてるのかもよくわからないし、まずOriHimeに会ってみたいよ。

すぐにでも分身ロボットカフェには行かないと。

それじゃあバイバイナマステ💙暑寒煮切でしたっ✨









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