アニメスタジオ
「cocoon」アニメの続き。スタジオ見学に行った。
「ササユリ」さんだ。
漫画家のアシスタント部屋的なものを想像していたのだけど、アニメの現場は人数が多い。何十人も机に向かっている。
その人数なのに、フロアが完全に静まりかえっている。緊張した。
動画のもとの絵を見せていただく。パラパラと紙を動かしてアニメーションさせてみる。(アニメ制作に詳しくないので、名称を間違っていたら申し訳ない)
驚いたのは、デジタルとアナログ絵が半々くらいだったこと。完全デジタルでもないらしい。アナログだからこそできる表現があるのだろう。
だから紙の量がすごいことになっている。技術の塊だから保管してもらいたいけど、膨大すぎて倉庫に入れるのも大変らしい。
この作品のための色見本もあった。そっくりそのままもらって、データにして自分の原稿パレットに入れたいくらい良い。担当の方が作り出した色だから、そういう訳にもいかないけれども。
それにしても、大量に絵を描き続ける作業だ。「cocoon」を嫌いになっていないか、原作者の私を恨んでいないかと心配したけど、温かく迎え入れていただき感謝しかない。
冷蔵庫のボードにもキャラの落書きがされていて、ほっとした。