見出し画像

オンライン英会話を試してみた話「What is your favorite ninjutsu?」

 こんにちは、最近、僕はオンライン英会話に興味があり、初回は無料ということだったので、試しにやってみました。その感想を書きます。

 自分は、日本語でも話すのが得意ではない方です。英語はなおさら不安でした。なので、事前にネットの情報を頼りに、聞かれそうなことの想定質問を作っておきました。例えば、好きな食べ物とか趣味についての質問ですね。

 レッスンは、30分でフィリピン人の先生によるものでした。ほぼフリートークで先生の質問に答えていくような内容。実際にやってみると、やはり想定外の質問がありました。例えば「SNSのデメリットは何だと思う?」というもの。「依存症」という単語が出てこなかったので「too interesting」で無理やり乗り切る。先生が「addiction?」と言ってくれたので、「それ!それが言いたかった!」と感じました。

 言いたい英単語が出てこないのは想定していたことです。予想外の展開だったのが、アニメ、漫画のテーマになった時でした。「好きなアニメ、漫画は何か」という質問に対し、どうせならメジャーな漫画がいいだろうと思い、NARUTOと回答。僕は最近はめっきり漫画を読まなくなっていたので、学生のころに読んでいたのを思い出して回答。NARUTOは、僕の中では数少ない最後まで読んだ漫画です。ここから話の流れがNARUTOについて掘り下げて行く方向になりました。「好きなキャラクターは?」と聞かれ、これもまたメジャーなキャラが無難だろうと思いサスケと回答。「好きな忍術は?」と聞かれ、(英語でも忍術はninjutsuらしい)なかなかマニアックな質問だなと思いました。そしたら先生が例を挙げてくれました。「susanoo, amaterasu」少し驚いた。この先生はNARUTOに詳しい!おそらく最後まで読んでいる人でしょう。
 次に「他の好きなキャラは?」と聞かれたため、今度は読んでる人しか分からないキャラを言おうと思ったのですが、あれ?名前が出てこない!
(me)I forgot the name. Uchiha...
(tutor)Obito?
(me)Obito's partner.
(tutor)Madara?
(me)Yeah! Madara!!
 一番好きなキャラクターである「うちはマダラ」の名前を忘れてしまっていた...。まさか英単語でなく、漫画のキャラの名前で言葉が詰まるとは思わなかった...。そのあと、「好きなマダラの忍術は何か」と聞かれましたが、「火遁 業火滅失(Katon Gouka Messhitsu)」はやはり口から出てこなかったですね。

 今回の経験を経て、コミュニケーションにおいて「言葉」を知っているのは大事なことだが、同様に広い意味で「文化的教養」があるのは武器になるかもしれないと感じました。外国で日本の漫画がどれだけ読まれているかはよく知らない。たまたま、趣味が一致しただけなのかもしれない。しかし、知っているコンテンツが多い方が良いのは確かだと思います。国際社会の「教養」について考えるいい機会となりました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?