西村玲子さんに捧ぐ

西村玲子さんの訃報を友人のInstagramで知る。彼女のページが好きだったことを思い出して、仕事の後、初めて自分のお金で西村さんの本を買いにいった。

このさらっと描かれたイラスト、添えられたコメント、重ねた色鉛筆の色、低学年でも読めたエッセイ。素敵で、オシャレだなあと幼心にも思ったものだ。

ついでに、絵を描くのが好きだったことも思い出す。幼稚園児のころはクレヨンで好きな服を着た女の子を、小学生になってからは父が職場からもらってきた裏紙（今なら禁止だろう）にシャーペンで黙々とマンガを描いていた。次第にマンガを描くのは恥ずかしい気がして、描くのをやめてしまって、今では何を描けばいいのか、何から描き始めたらいいのかわからなくなっている。それでリハビリのように豆大福の落書きなんかを描いたりしている。

せっかくなので西村さんに捧ぐ、もう少し暖かくなったら着たい春のコーディネートを描いてみた。西村さん、たくさんの素敵なものをありがとうございました。

#西村玲子