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自分が変われば相手も変わる。子供たちが教えてくれたこと

イタい思いをして、メンタルヘルスを学び、
少しずつ身に染みてわかり始めていること…。

それは「相手を変えたいと思ってもムリ。
それなら自分が変わること」
でした。

子どもたちの振る舞いが『危険な横断歩道』を
『安全な道』に変えてくれた

ようです。

今カフェにいるのですが、さっきレジ前でイライラしていたおじさん、店員さんの柔らかな態度と笑顔で、すっかりオトナしくなってます(≧∇≦)。

なんだかいつも尖ってる思春期の男子だって、
ママがゆったりと構えていれば、
そのうちかならず態度が軟化します。

私がだいすきな絵本
「きつねのおきゃくさま」
(あまんきみこ著)

ひよこたちを食ってやろうと、猫なで声で近づいたキツネ。
そんなキツネを本当に“優しいお兄ちゃん“だと信じ切っている
あひるやひよこ。
彼らに慕われ、愛されるうち、
キツネは少しずつ変わっていきます。
最後はなんと、自らの命をかけて、
彼らを守って死んでいく。
なんともジーンとする素敵なお話です。

もしもアヒルやひよこが
「怖いきつねを優しいきつねに変えよう」
と思っても、難しかったでしょう。
きつねは、彼らの態度によって「自分から」
“神様みたいな優しいお兄ちゃん“
に変わったのでしょう。

私たちは、いろんなシーンで、人を変えようとしてしまいがち。
でも考えてみれば、それってとてもおこがましい。

この記事で、なぜおじぎをするのか尋ねられた、
小学生の言葉が印象的でした。

「わざわざ止まってくれた車への感謝の気持ちと、
お礼をすることによって
(じぶんも)気持よくなるからです。」

いまわたしたちが取り組んでいるカスハラ対応も
同じかもしれません。

『ありがとう』と感謝する。
そしたら自分も気持ちいいから。

お客様はおたがいさま。
子供たちに改めて、教えられている気がしました。

日本カスタマーハラスメント対応協会
一般社団法人ココロバランス研究所

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