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好きのみつけ方 自己紹介その4

七五三の思い出と前後してしまいますが、幼稚園の頃の思い出でいまだに覚えていることのひとつにお絵かきがあります。

その時に渡されたのは、白紙ではなくて、何かが書かれている紙でした。
三角形であったり、漢字の部首の鍋蓋のような棒の上にチョンと線が描かれていたり。

先生から何かしらが描かれた紙をもらい、そこから何かを発想して自分で何かしら付け加え絵を完成させるのです。
思えば、これは発想法のトレーニングになっていたのかもしれません。

その時間が楽しくて何度も先生に新しいお題が描かれた紙をおねだりしていました。

まっさらな紙じゃない方が、発想が広がり易いという性質はいまだにそうかもしれません。
以前、グランドレベルの田中元子さんのトークイベントで、補助線という表現をしていましたがそんな感じかな。

まっさらな敷地に「自由に家を建てて良いよ。」って言われると自由度が高い反面、あれもこれもと詰め込みたくなって、北欧風なのか、和風なのか訳がわからなくなりそうです。

そこいくと、リフォーム、リノベーションの場合はもともとある物をいかに使い易くするか。とか、ある物を活かしてどう変化させられるかという風に考えられるので、制限はあるものの枠がある方が私の場合は発想が出易いように思うのです。

もひとつ幼稚園で楽しかった記憶は、お店屋さんごっこです。(画像は実家で見つけた当時の写真です。)
ぼーっと佇んでいる(失礼)園児の横で、ひとり張り切っている風のオカッパが私です。

私の家は、紙箱を作るのが生業でしたので、家には綺麗な紙の見本帳などがたくさんありました。用済みになったものをもらってはそれで、ミニ封筒と便せんセットなどを作っては友達と交換したりしていました。

そんな物を並べて売ったり、紙で作った野菜や魚を買ったりというお店屋さんごっこが大好きでした。

自分で作った物が他の人にとって欲しい物なのかどうか?ということのベースはお店屋さんごっこにあるのかもしれません。

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