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宗教に学ぶ協会設計

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「協会」と「教会」。

どちらも平仮名では
「きょうかい」
となるので、変換間違いがよく起きるようです。

協会総研もときどき「教会総研」と変換違いされることがあります。
教会を作りたいのですが、どうしたらよいですか?」
という質問メールをもらったりします。

しかし、考えてみると「協会」も「教会」も、どちらもコミュニティのことですので、性質は同じなのかもしれません。
発音が同じなのは偶然でしょうが、性質もじつは似通っている。
なので、教会の運営方法などを研究すると、参考になることも出てきます。

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「教会」というと、ふつうはキリスト教の教会のことですね。
じつは、キリスト教は「優秀なマーケティング事例」として、たまにビジネススクールの題材にもなっていることを、ご存知でしたか?

人類史上、もっとも売れた本は「新約聖書」だと言われています。
関係者のかたに叱られることを恐れずに書くと、ビジネス的にいえば、教会は

聖書を買った人の集まりをコミュニティ化し、

コミュニティの満足度を高めることにより、

さらに聖書を買う人を増やす

という「聖書のマーケティング活動」をしていることになります。

* 教会は「聖書を売るための マーケティングツールの1つ」
* バチカンは「聖書という商品を持つ、世界最大の出版社の本社」
と見なすことが可能。

* 教会の鮮やかなステンドグラスも聖書を買う人を増やすためのマーケティングの1つ。
* キリスト教会での結婚式スタイルが若い女性の心を魅了するのも同じくマーケティングの1つ。
* 日曜の礼拝は、「聖書を買った人のオフ会」。
誤解を恐れずに言えば、そんなふうに考えることも可能。

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雑な言い方をすると、宗教は人集めがうまい。
協会の参考になる部分もあります。

かつて協会の理事長を対象に「宗教に学ぶ協会づくり」という講座をときどきやっていました。
そのときのテキストです。

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