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【日記】7月27日〜8月2日

7月27日
朝の電車で体調が突然悪くなるアクシデントが発生。詳しくはこちらで。

体験したことのないパニックのせいで、落ち着かない一日。予想より忙しくなくて良かった。
今週はいよいよガレージセール。

夜はもり蕎麦を食べる。その後はワルター・ワンダレイを聴く。心落ち着くボサノヴァの響き。

7月28日
朝の電車に乗る時に少々緊張感。対策をしたとは言え、"前日みたいなことが起きたら…"という不安。乗り込んでしばらくしたら例によって寝てしまった自分はやはり先天的に能天気な人間なのかもしれない。

ガレージセール準備日。いつもとは大幅に異なるレイアウト。靴やバッグの並べ方も変わった。楽になった部分もあれば、手間が増えた部分もある。

予定よりかなり早めに終わったので、買い物をしてから帰る。梅雨空の下を両手に袋を持ちながら歩く。
行きたいライヴがあっても見に行けない悔しさにはもう慣れた。ライヴハウス通いもdis-coveredも今となっては幻のように遠く感じる。

夜は豚肉の生姜焼き。ご飯無し。
それから「Hochono House」をCDで聴く。最近イーゼル型のスタンドを買ったのでレコードやCDを聴く時はそこにジャケットを載せて眺めながら聴いている。これだから自分はサブスクのみで音楽を聴く生活にはならない。恐らく一生。

7月29日
朝から食欲がない。
前日に久しぶりに一日中立ち仕事をしたら脚が疲れてしまったので、少し脚を慣らそうと朝、遠回りしながら会社へ向かった。なだらかな坂道を登ると某私鉄駅に着いた。普段は使わないこの駅へ最後に行ったのは昨年の梅雨時だった。とあるシンガーソングライターさんとの打ち合わせ。その時のことをふいに思い出したら、"たった1年で様々なことが変わった…"改めてそう思って寂しい気持ちになった。

ガレージセール会場設営日。
年に2回あるセール、翌週末から夏休みということもあって夏の方が雰囲気が良い。とは言え例に漏れず会場全体に感染予防対策をしなければならず、緊張感が漂う。

クタクタになって家に帰るとamazonのマーケットプレイスで購入した本が届いていた。ぶ厚い本とは聞いていたけれど、予想以上の厚さに驚く。まるで百科事典のよう。来週末からの夏休みに読むため購入。早速パラパラと読んでみると結構面白かった。楽しみ。

夕飯を軽く食べて早目に床に着くも、なかなか寝付けず。久しぶりの不眠。

7月30日
やっと眠るも奇妙な夢ばかり見る。やがて空腹で目が覚める。

ガレージセール初日。
朝、開店を待つお客さん達の数がいつもより明らかに少ない。通常だとだいたい2、30人は待っているはずなのに5人くらいしかいない。

一日中ずっと値札の付け替えをして過ぎていった。500個。

夜は毎週恒例となったカタカナ配信。今週も無事に見られた。月曜日の影響が未だに色濃く、とても安心したような気持ちになる。残念ながら、今週はヒガシノメーコさんが欠席。カタカナ男子チームだけの配信になると必ず漂う"男子校の部活っぽい"雰囲気を存分に味わう。自分が通った高校がほぼ男子校だったからそんな風に思うのかな。…関係ないか。

7月31日
ガレージセール2日目。
遂にマスクを売ることになり、バラバラに入荷した6色のマスクを仕分ける。お洒落かつ、冷感タイプの洗えるマスクだったので「もし余ったら…」と密かに狙うも失敗。全部なくなった。
蒸し暑い夕刻に荷物を担ぎながらの階段20往復。月曜日の悪夢が再現されそうになる。今日は大丈夫だった。

優れた詞を書く人は歳を重ねるなかで得た知識や経験、感情を歌詞の隙間に滲ませることが出来る。だからこそ若い頃よりも奥深く、思慮深い表現になっていく。
けれど、歳を重ねているにも拘らず歌詞の隙間に何も無い、文面通りで深みのない表現しか出来ない人も多く存在する。昔は大好きだった人が書く歌詞が急に色褪せて写るようになってしまった時の悲しさ。最近感じたことの一つ。

8月1日
月が変わった途端に真夏になった。梅雨も明けた。
昼食は前日に届いた「天下一品ラーメン」のキットを開封して作ってみる。
個人的にコロナの影響で出来なくなったことは3つ。ライヴハウス、旅行、そして外食。だから天下一品のラーメンを食べるのも半年ぶりのこと。
スープはレトルトパウチになっている煮凝りみたいな物体に水を加えてかき混ぜて溶かしながら作る。味見してみるとお店で食べる時には感じられない癖のある後味が。しかし、それ以外はお店らしい仕上がり。前夜に仕込んでおいた自家製の煮卵も黄身がむっちりしていてタレが染み込んでいた。とても美味しかった。

さすがに食べ過ぎたので夕方少しだけ散歩に出る。梅雨明けしたばかりの街並みは人々で溢れていたので、たまらず裏道に入る。ただの道歩きなのに落ち着かない。

夜はサーモンのサクをフライパンで軽く炙ったものと梅干しを潰して短冊切りにした山芋と和えたもの。
それからヘッドホンを被って音楽を聴く。
ジャケットが地味ながら「インタープレイ」はビル・エヴァンスで好きな作品のひとつ。
じっくり聴き込んでも良し、読書や作業をしながら聴いても良し。

8月2日
すっかり夏の空模様。しかし一日中家にいる日。
少し前に退会したので「詳しくはFacebookで!」の文字に戸惑う。Facebookは自分に合わなかった。

マイルス・デイヴィス&ギル・エヴァンス「クワイエット・ナイツ」の評価は異様に低く、そのせいで聴くのを後回しにしていた。先日アナログ盤を安価で購入したので聴いてみる。評価とは裏腹に案外良かった。個人的には「ポーギーとベス」より好き。
結局のところ他人の意見なんてあてにならない。信じるのは自らの感性のみ。とか言ってると、レコードをひとしきり買いまくってしまいそう。気をつけなくては。
今日の音楽鑑賞はアナログ盤のみで統一する。アナログレコードの音にホッとする。CDは手軽に音楽を楽しめるけれど、やはり音が硬い。ちなみに最近はリマスター盤CDより昔のCDを聴くようになりつつある。まろやかな丸い音。リスナーとはとにかく我儘なもの也。

昨日から読み始めた檀一雄「檀流クッキング」を読み終える。檀ふみのお父さん。
これほど想像力を必要とする、それでいて読んでいると無性にお腹が空く本って他にないかもしれない。自分にも作れそうな手軽な料理はあまり登場しなかったけれど、読むだけで大満足してしまうメニューばかり。でも、漬け汁に卵を用いる鯛茶漬けの作り方は夏休み中に白身魚で実践してみたい。

読む本が無くなったので、「絶対毎日スエイ日記」を読み始める。面白くてどんどん読み進めてしまう。が、半分にも辿りつかない。例のぶ厚い本はこの本のことだ。全部で910ページある。

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