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甲子園の歴史について(放映権料についての続き)

皆さん、おはようございます。

昨日のnoteがそれなりの反響があり、「甲子園」への関心の高さを改めて感じた次第です。

その中で私がまぁまぁ浅い知識で書いてしまい(知ったつもりで丸っと忘れていたことがありました)、単純に「甲子園と放映権の闇」みたいな裏タイトルでnoteになってしまったことを反省しております。関係者で気を悪くされた方、申し訳ございません。

そこで改めて、何故に昨日のnoteのように、「そもそもなぜに甲子園の放映権は、無料なのか」という点です。ここについて、しっかりと記載しなければならないので、書かせて頂きます。

もともと夏の甲子園の原型は戦前の全国中等学校優勝野球大会でした。当時の「大阪朝日新聞」が新聞販促を目的に野球大会を主催したことに端を発しています。それが日本高等学校野球連盟(高野連)の起源でもあり、ここでのポイントは、昨日の是非論ではなく、スポーツビジネスのモデルの話であることです。このスポーツビジネスのモデルであることを語らずに放映権だけの是非論をしたことを反省しております。

話を戻します。

記録に残っているのは、この大会のおかげで全国の中等学校(今の高等学校)に野球部が普及し、当時の体育教育の大きな助けになったという事実です。紙面を通じて母校愛や郷土愛が刺激され、学校の求心力が高まるなど、教育面における効果は大きかったようです。地方の中等学校は、どんどん野球部をつくり、野球人気は高まります。地方大会を含めて、中等学校野球大会のコンテンツを読みたい人々も急増し、新聞の売上は大きく向上。この時代は「教育とスポーツ、そしてビジネスの関係」、つまり今是非論が起きていることが先んじて行われたいということでもあります。

その他にも新聞社主催のイベントは多数あり、読売新聞と日米野球など。

つまりは、朝日放送が放映権が無料であることは、朝日新聞社がそもそも「甲子園」というコンテンツを生み出したからであり、それなりに妥当性がある。ということになります。

ですので、昨日の私のnoteの切り出しは、そもそも朝日放送からすればお門違いであります。

仮に「スポーツビジネスをやっていた時代に戻すべきだ」的なことであれば、間違っていなかったかも知れません。

この度は、煽りのようなnoteになったことをお詫び致します。大変失礼致しました。

私が今回記載した内容の99%は、下記の「スポーツ立国論」からの抜粋となりますのでより詳しく知りたい方は、おススメ致します。
(弊社CEOの安田秀一の著書になります)

ちょっと明日の仕事の資料も作らずにスライド作りました。

PROLOGUE(甲子園)

遡って

歴史

妥当性

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スポーツビジネス

エンド

最後に。(大切です、毎回言います)
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読了ありがとうございました。

松坂恭平

note継続108日目/132記事目


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