スピード

今週は紅白戦予定だったけどグランド不良で中止にしてフットサルコートで練習。
突然のことなのにグランドを使わせてもらえる環境に感謝。

さて、元々紅白戦予定だったこともあり練習はゲームが中心。
今日は基本的に黙って見ている予定だったから練習でもそれを貫く。 選手が今までやっていることを意識しているかどうか。 なざプレーに大きな波があるのか。
それを観察したかった。

結果は・・・笑
まあしょうがない。まだ活動再開して1ヶ月も経ってないし、コンディションが戻っていないからそっちで必死なのだろう。

ただ、スピードが遅い事とコミュニケーションを取らないことに関しては必ず言うようにしている。
そこはまずベースになる部分ではあるし、質を上げるためには必ず必要な要素であるから。

ここで言うスピードとは何も足の速さではない。足を早くする事ができるのであれば今から陸上関連の仕事をした方が絶対に人のためになる。
判断の早さ、ボールスピードの強く出す部分、トランジション(両局面において)。 
そこの部分は意識をすればある程度のところまでは上げることができる。 

このチームは(というか日本全体に言えることではある)少し力の劣る相手とプレーするときに相手にプレースピードを合わせる傾向がある。情けをかけているのかはよくわからないし、それが国民性なのかもしれない。 
代表で言えばアジア予選の2次予選などをイメージしてもらえるとわかりやすい。強豪国と言われるチームと対戦する時よりプレースピードが落ちているのがわかると思う。 もちろん相手がどうあれ引かれた相手を崩すのは難しい。 ただそういう状況に追い込まれている原因が自分たちにあるのも理解する必要がある。
ボールを速く動かし、相手よりも早く判断して局面で差をつける。 少しずつのズレを作り出すことによって、最後の局面(ゴール前)で相手に仕事をさせない。そういう局面であれば相手が頑張るのは当たり前だから。黙って点を取れるのが好きなサッカー選手は流石にいない。

もちろんレベル差はあるが、自分たちもこういう傾向がある。 自分たちでプレースピードを緩めて自分たちで苦しくする。 相手に守備を固められて苦戦したり、先に点を取られて焦ってギアを上げる。 実際に去年はそれで勝ちきれなかったとも聞いた。
相手がいる競技ではあるが、そういう面では自分たちにも勝ってスピードを上げないと。慣れでやっていたら上積みはない。 成長していかないと。
判断のスピードを上げて素早くポジションを取り、相手の予想を上回るパススピードでパスを回す。 トランジションでは相手より素早く数的優位を作り出し、ポジティブトランジションでは相手の隙を突き、ネガティブトランジションではすぐさま取り返すかブロックを敷く。

そういう部分を今後も突き詰めていこう。今後のチームのベースとなる部分をゆっくりと。何十年も続くであろうチームの幹となるように。 チームの意識改革
。自分もプレーしたいな・・・。 近々脳外科にまた行こう。

Kyohei Kimura
twitter: https://twitter.com/kyohei_kimura
instagram: https://www.instagram.com/kyohei.kimura/?hl=ja
Facebook: https://www.facebook.com/kyohei.kimura.353

オンライン英会話、プレーカウンセリングも行っているので興味ある方のご連絡お待ちしてます。

次回もまたよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?