影響を受けた一緒にやった海外の選手

昨日でレストランの仕事を終えた木村恭平です。
今回は影響を受けた一緒に海外の選手についてです。
海外の選手というか日本人以外ですね。 
カタカナにすると変な感じ・・・笑

①ネスタ・ゴンザレス

バルセロナの下部組織などスペインでずっとプレーしていた彼ですが、30歳だったかな? 2013年にオーストラリアに来てMacarthur Ramsで一緒にやりました。 最初の印象はシュートが下手なおっちゃん(当時僕は23歳)でしたが、ポゼッションの練習になると豹変。 めちゃくちゃうまい笑 ボールの持ち方、運び方、ポジショニング、が今まで一緒にやってきた人の中でも別格。 

当時二人揃ってたどたどしい英語でよく会話していましたが、その時にバルセロナでやってたと聞かされ納得。今神戸にいるイニエスタともやってたって言ってたかな?イニエスタが飛び級で上がってきて。 あとはBにいた時にブスケツとか色々言ってました。

トータルの技術は今まで一緒にやった中では間違いなくトップで試合中の存在感は抜群。 試合から離れるとどうしようもないおっちゃんなんですけどね・・・笑 学校遅刻ばっかするし来ないし笑(でも成績はネスタの方がいいのが悔しい笑)
それでもネスタと中盤を組んでいたらからこそあの時期に選手としても成長できたのはあると思います。

②マイケル・ビューチャンプ

えーと、ググったら日本語のwikiでも出てきます、Bankstown Cityの時のキャプテン様で不動のセンターバック。 過去にワールドカップ(ドイツ大会、南アフリカ大会)出場、アジアカップも日本と戦った時にいましたし(2007年大会の方です)。 

ビューチャンプがBankstown Cityに来たのが2015年から。 僕はその時まだMacarthur Ramsに所属していたので初めて見たのは確かプレシーズンだったかな? 何でこんな選手がいるんだろうと疑問に思いながら見ていたのは覚えています。  

その後に自分がBankstown Cityの加入した後に顔を合わせることになるのですが、一言で言うとキャプテンが今までで一番似合う人です。小野伸二選手と一緒にWestern Sydney Wanderersにいた時もキャプテンをやっていましたしね。 そんなビューチャンプ、練習に対しては誰よりも真剣に取り組み、練習が走りだけの時も必死に走り、大声を上げる訳ではないですが寡黙に背中と雰囲気で語る感じ? よく二人組でトレーニングをすることがありましたが、ドイツなどでもプレー経験あるので当然足元の技術もしっかりしていました。 

結局2016年シーズンまで一緒にやらせてもらえました。センターバックで一緒に組んだり、サイドバックや中盤の時はしっかり後ろをカバーしてもらっていたため思い切ったプレーが出来ました。
後ろの存在感がかなりあったため何も心配することなくプレーできたのはその後ありませんでした。

③ジェイ(Gerard Ouffoue)

フランス出身の長身ストライカー。調子のいい時はポストプレーで奪われることはなく、裏に抜けたらスピードでぶっちぎり、シュートは打てば入る頼もしいストライカー。悪い時はすぐ落ち込むメンタルの持ち主笑 しかし彼に何度救われたことか。 他の選手とは違った自己主張の弱いストライカーですが、彼は間違いなく一緒にやった中でベスト3に入るストライカーです。

彼とは2014年のRamsで一緒にプレーして、2015年に同時期にBankstownに移籍しました。本当に同じタイミングで練習に読んでもらって二人揃って何で!みたいな感じにはなってました。 結局彼とも2016年まで一緒にプレーしていました。 なので先ほど挙げたネスタ、ビューチャンプとも一緒にやってます。

ジェイからは在籍中ずっとロッカールームで隣になっていて、自然と話すことは多かったです。そして二人して当時たどたどしい英語笑 でも一番気兼ねなく何でも話せたのも彼だったし、二人してオーストラリアで色々勝ち取れた時期ではあります。

④アルバロ(Alvaro Malmierca)

彼は・・・、どうやらいく先々で日本人選手と一緒になるみたいで。
2012年にも日本人選手とプレーしていて、2013年から2016年まで自分(2014年は野村選手、2016年は堀選手も一緒だった)、それ以降もチームにアルバロがいるとよく聞きます。今年もおそらく誰かと一緒にプレーするのでしょう。

彼は影響というより英語の先生の一人です。2014年はネスタ、野村選手とともにグランドまで乗せてもらっていましたが、そこが英語の授業です。ネスタとアルバとはスペイン語でも話せるのですが話を合わせやすくするために4人(あ、野村選手は車の中で常に寝ていたので3人ですね)会話する時は常に英語でした。 そこでよくわからない単語をメモしてって感じで。 ミーティングの時もわからない時は彼がわかりやすく説明してくれたり。
特にRams時代はオージーでもわからないほどの英語の訛りが強いアルゼンチン人監督で、彼が実質通訳みたいになってました。ネスタも全員に説明できるほど英語ができなかったので、結局彼がスペイン語で全部聞き直して英語で全員に説明する事態。 彼に通訳代払うべきでしたね笑

彼のプレースタイルは中盤のプレーメーカー。2013年はクラッシャータイプの自分、アルバロ、ネスタだったので、中盤で力負けすることは1試合もありませんでした。 僕は脳震盪の影響で今年できないのに彼は優雅にプレーし続けるんだろうな・・・笑

ただ、そんな彼。そのRams時代に車を乗せてもらっていましたが、多分時間通りに来たことありません。18時15分集合でだいたい30分、遅いと45分に来てました。車でも1時間近くかかる時があるのでだいたい遅刻ですよね。 そして罪のなすりつけあいが始まり、結局英語の出来ない野村選手のせいになるグダグダさ笑

⑤ドマ(Dominic Hudap)

あえて最後にこの方の名前を出させていただきます。ドマ様。
Bankstown時代の中盤の相方です。 たしか彼と中盤を組んで負けたのは2015年のプレーオフ決勝の1試合のみだった気がします。言い訳をさせていただくと、準決勝時にお互いダメージがすごすぎてその週別メニューだったんですよね・・・。

そんなドマ様。基本的に人を走らせます。
慢性的な股関節痛みを持っているので力をセーブせざるを得ないと。だから人には倍走れ、自分のためにボールを奪って前線のサポートをしてこい、中盤のヘディングは全部競れ、よく考えたら言ってることは無茶苦茶です(ドマ様の方が年上) 
でも彼、人に散々走らせておいてちゃっかり得点を取ったり決定的な仕事をするんです。しかも車乗せてもらってます。
そうしたら彼のためにも走るし体張りますよね。

ただお互いの能力の補完性考えたらダブルボランチでの組み合わせは今までで一番やりやすかったです。もちろんネスタとアルバロの時もやりやすかったけど、それは3人で組んでの話なので。
ただ自分たちが組むことは多分もうないです。彼の分まで走るのはもうしんどいし、おそらく彼がボールを蹴れるとも思えないので。

そんな暴君(笑)のように聞こえなくもない彼。学校の先生です。
なのでドマ様も自分の英語の先生の一人です。車の中は常に授業です。Google翻訳必須です。堀選手の理解力必須です。
彼からは英語もそうですが、こんな中盤のやり方もあるのか・・・、って影響ですね。


他にもたくさんすごい選手がいましたがやはりこの5人は確実に自分のサッカー生活に良い影響を与えてもらえました。 もう引退している選手をいるのでもう一度やれることはないとは思いますが、またどこかで会えたら良いな。


長文になりましたが読んでいただきありがとうございました。
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Kyohei Kimura
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