オンライン対話を開催する理由(14~19) ケア、身体、情報、感染、アウトプット。そして、皆さんに質問です。

こんにちは!小林佑太朗です。

今回も、私がオンライン対話を開催する理由を書きます。

14個目から20個目を紹介します。

14.結界を作るため
人はなぜコミュニティを作りたがるのか。なぜ群れたがるのか?
それは、結界を作りたいからだ。結界とは、自分の領域、陣地のこと。

15.対話とは、相手をケアすること
愛すること。相手に問うこと。説明を求めること。何をしたいのかを聴くこと。
想いの具現化に貢献すること。想いを、形に落とすこと。編集すること。
対話とは、存在を認め合うこと。

16.オンラインにおける対話の必要性
近ごろ、オンラインでやり取りすることが増えてきた。そういう世界の流れはもともとあったが、それが促進されている。しかし、それで人間は心が満たされるのか。例えば実際に会うなどの身体的コミュニケーションが減ってきた中で、どのようにしてインターネット上での密な交流を促進していくか。それが、「対話」であると思う。往復書簡のような「対書」だと思う。つまり、本音で深くやり取りができるような「手紙」のやり取りをインターネット上に作るということである。

17.書くネタ、書く情報はどこから生まれるのか?
書くネタが生まれるのは、現場か、対話か?
ここでいう現場とは、仕事の現場のことで、仕事で目まぐるしく変化していくことから、情報が発生していく。それが新たな情報や知識となる。ビジネス系のスクールやセミナーやサロンは、実際に現場にいる人の情報に、価値がつく。

もう一つは日常から情報を生み出す方法。しかし日常から情報を生み出すなんてできるか。いや、本という「型」、つまり「レンズ」で周りで起こることを、ニュースを、文化をみていくことで、ネタとしての情報が湧いてくるのではないか?

本や現場を土台としない対話には、価値が生じにくいだろう。ではそれはなぜか?

18.どんなにくだらないアイディアだとしても、必要としている人がいる。
どんなにくだらなかったり、断片的すぎるアイディアや発想だとしても、誰かがそれを読んだことによって何か新しい発想が生まれることがあったり、何かのエネルギーを与えたりすることがある。SNSなどの投稿でも。それが、より自分と対話を通じて関係性を築いてきた相手からの発信であるならば、より質のよい発想やエネルギーを新たにもたらしてくれるだろう。それが閉じられたコミュニティのメリットだと思う。

19.「感染」を起こす
宮台真司の言葉で私が5年前くらい前から好きな言葉に、「感染」というものがある。損得ではなく、「この人は凄い!」と感じた人に出会い、その人に感染したかのように、その人の物事の見方すべてを吸収していくような現象、それが「感染」だ。私はまず高校の頃にGACKTに感染し、大学に入ってから苫米地英人、白銀竜京、そして社会人になってからは松岡正剛に感染してきた。
閉じられたコミュニティの中での濃密なコミュニケーションの中でしか、世界や人生が変わるような「感染」というものは起こらないのだと思う。「本を読んで、雷を受けた」「演技を見て、雷を受けた」。「感染」とは、雷を受けること。舞台や本、濃密な対話の中でしか、生まれない。

20.読むだけじゃ足りない
アウトプットして、フィードバックを受けてこその学び!これを味わうべき。
作品や活動、ビジネスなど、何かしらの形を作り、それを贈与する。ギブする人になるには、まずは言葉で綴ったアイディアを人に共有することから。その共有も、単にSNSなどでシェアして、「いいね」や短文のコメントをもらうのではなく、より深く問い合うことが可能にするような、対話ができる空間で。

以上です。

今までの私のnoteを読んで感想や質問がある方は、noteのコメントか、以下のアドレスまでメールを気軽にどうぞ!

gbalcakctk777@gmail.com

また、皆さんに答えていただきたい質問を書いたので、それに回答いただけるのもを嬉しいです。


●質問

1.この記事までの4つ記事で、合計20個のオンライン対話を開催する理由を書いてきました。それを読んでくださったあなたは、どの理由に最も興味を持ちましたか?できればその理由も添えて教えていただきたいです。

2.最近読んだ、または読んでいる印象深い本は何ですか?どんな内容で、どんな学びや気づきがありますか?

3.私がnote内の文章の中で取り上げている本や作家について、もし読んだことがあった場合、その作家の本やその作家さんの活動について、どう思うかということを教えてください。

4.私がnote内の文章の中で取り上げている本や作家について、読んだことがなくても、興味を持って本を読んでみたり、何かその人のことについて調べみた結果、どのような学びや気づきがあったかを教えてください。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

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