DRハウシュカ 始めの物語 EP1 美の本質を求めて 「THE BEAUTY」 on the road 美の本質を求めて STORY of Essential human Beauty
今、私の掌に在るハウシュカ
ひんやりとしたガラス瓶の感触・付けるたびに深呼吸したくなる美しい香り。日本導入のお手伝いが出来たことの幸せを手にしたのです。
1999年9月22日 私はドイツ南部の町・バットボルの駅に降り立ちました。
20代半ば、ミュンヘン近郊は何度となく訪れたカルマの地。が、黒い森 シュバルツバルトに入るのは初めてだった。今回は一番来訪を望んできた地。スイス・ドルナッハからだった。
ハウシュカの日本導入に先立ち、美容法や手技、理念等を美容専門家としての学びが目的だ。
地水火風 エレメントの存在が南部ドイツ独特の色合い。どこか?山陰の出雲のような神聖差がある佇まいだ。
以前、1980年半ば 私は西ドイツで活動していた。活動は西ドイツ全土・ベルリン ベルギー・オランドも回り 日本の資生堂を現地の最前線で普及、PR、販売、教育活動を展開した。
マーガレットさん @ミュンヘン・オクトバーフェスト
休み時間に、本屋に入って驚いたことは、★ルドルフ・シュタイナー関係の本がたくさんあったこと!!
しかし、ドイツ人でも読みにくい書籍だそうです(笑)
1時間以上は本屋で過ごし、夕食を供にしながら話したのですが・・・
マーガレットは自分もシュタイナー幼稚園・学校の卒業生であること。
学校での生活や子ども時代の思い出など・・など・・
特に化粧品が100%天然自然の植物で成立しているなんて、当時の私には理解不能でした。なんとも不思議な話を聴いているような時間でした。
最初はシュタイナーと化粧品や医薬品のつながりがあることにびっくり!していたのですが・・・
その思想は、教育だけではなく、農業・経済・医学・天体・色彩・芸術など あらゆる分野に深く関わったおり、その世界観は壮大で子どもの頃から問い続けてきたことに、一筋の光明を見つけたような感覚になっていきました。今でも、その光が私の背骨に中に入っている感じです(笑)
それからのドイツでの滞在は不思議なことや出逢いが重なりました。
言葉の壁を乗り越え沢山のご縁を頂き、仕事も無事に終えて帰国しました。
それから、欧米や中東の派遣を終え、数年後には
実家の都合で東京から広島にかえり、広島のデパートで1年間活動をしていました。
ある日、
「ニューヨークのメトロポリタン美術館の図録がほしいのですが・・・」と
地元の女子学生さんがカウンターを訪ねてくださいました。
当時は春の化粧品プロモーション中でした。
ニューヨークの美術館のイベント協賛を会社がしており、図録をお客様にプレゼントするという企画があったのです。早速、国際部に問い合わせてのですが、あいにく終了となっていました。その学生さんの将来の夢と私の海外での体験などを楽しくお話したことを覚えています。彼女は留学を希望していました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
それから、何年も月日がたち・・・
私は2児の男の子に恵まれ、子ども達との生活を楽しんでいました。
上の子の幼稚園を決める時、シュタイナー教育を取り入れている園がないかと探していた時でした。
地元大学の教授がシュタイナー教育を研究されているのを知り、その教授の講演会を市内の幼稚園が主催すること知り参加しました。
その園は市内でも歴史のある幼稚園ですが、園児減少のため廃園が決まっていました。
その後、新たに保育者と保護者で運営する共同保育がスタートすることになり、その第1期生として一男は入園しました。
そこで保育者やお母さん方からたくさんの気づきをもらいました。
幼児期は人生の扇の袂!!公立の学校は校区もあり、受験もあります。保育施設だけは親が選べたようです。二男もその園に通いましたが、私の人生においても、子育てを通じて良い経験を重ねていきました。
そんな中、シュタイナー教育の講演と★オイリュトミー体験セミナーが地元大学であると聞き、そのお知らせをみてびっくり!!以前、デパートでお逢いした女子学生さんの名前が書いてあったのでした。
再会は嬉しいものです。必然であったような気がします。
彼女はあれからスイスに留学し、シュタイナーのオイリュトミストとして学ばれていました。
スイス・ドルナッハの住んでいて1年に何度かは帰国されていました。
二男が幼稚園に通うようになって、美容の仕事が増えてくるようになりました。
★ ルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner 1861年2月27日 - 1925年3月30日(満64歳没))は、 オーストリア帝国(1867年にはオーストリア・ハンガリー帝国に、現在のクロアチア)出身の神秘思想家 。アントロポゾフィー(人智学)の創始者。哲学博士。ご興味のある方はお調べください。
★オイリュトミー(Eurythmy)とは、ドイツの哲学者・ルドルフ・シュタイナーによって提唱された身体表現の一つ。意識と身体のギャップを埋め、言葉または音楽の力を動きに変換し、内臓(ミクロコスモス)を動かすエネルギー、惑星(マクロコスモス)を動かすエネルギーを関連付ける。また、言葉または音楽の持つエネルギーを身体表現によって具象化する。言葉のオイリュトミーと音楽のオイリュトミーは全く別物として扱われ、両方の要素を持つもの、たとえば声楽曲によるオイリュトミーは存在しない。 ギリシア語のευ(eu:美しい)、ρυθμός(rythmos:リズム)から名付けられた。舞踏芸術の一種としての芸術オイリュトミー、教育の課程としての教育オイリュトミー、療育的な観点から行われる治療オイリュトミーなどがある。
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