5年後に退職する新卒サラリーマン【第三章】 (22)
第一章 <激動の就活編> は、こちらから。
第二章 <戸惑いの新入社員研修編> は、こちらから。
安斎は、もはや「絶望」にも近い感情を味わっていた。
この職場は、一体何なんだ……??
新卒入社後の初期配属で転勤になった広島。グループ孫会社の地方販売拠点、広島支店。その中の、一つの営業課。
そして、そこにいた社員たちは、闇のモンスター軍団だったんだ。
こんにちは。安斎響市です。
一応、毎週数百人以上が読んでいるはずなのに、なぜか「いいね」が全く付かないことで定評がある本作小説シリーズ「100日後に死ぬ海外駐在員」「100日後に転職するジョブホッパー」「5年後に退職する新卒サラリーマン」ですが、ついに、先週の第三部「21話」にて、「ゼロいいね」という快挙を成し遂げました。
9月28日現在、21話のツイートは合計「0 いいね」、「0 RT」です。
何ということでしょう?
私の3万2千人以上のTwitterフォロワーは一体どこへ消えてしまったのでしょうか?
なぜ私を無視するのでしょうか?
3万2千人、一人残らず私をシカトしています。集団いじめです。
21話を公開してからの1週間、なぜかどうでもいいツイートがやたらバズっていましたが……
私の小説家生命を懸けた渾身の最新作は「0 いいね」です。
(1RTは、私が自分でRTしたものです)
何という衝撃的な結果でしょう?
「いいね」ボタンの不具合でしょうか?
私、安斎響市は、
妻から「あなたみたいに自己肯定感が尋常じゃなく強い人は一体どうやったら育つのか、教育方法を実家のお義母さんに教えてほしい」などと真面目な顔で言われるくらい、自己肯定感のカタマリなので、この「0 いいね」の惨劇を見ても余裕のよっちゃんですが、これが常人であれば、自分が生みだした作品が世の中に受け入れられていないのではないか? と悩み、苦しみ、精神を取り乱し、もう二度と「続き」を書けなくなっているかもしれません。
ご安心ください。
安斎は、自己肯定感の鬼です。
今週も、何事もなかったかのように「続き」を書きます。
しかし…
この「0 いいね」の背景にあったのは、恐らく、21話で明らかになった、契約社員・川端さんの正体のせいでしょう。
驚いた人も多かったと思います。
普通に「引いた」という人もいたでしょう。
ちなみに、この話、実話だと思いますか?
少しだけお話しすると、川端さんは、
サポートいただいたお金で「餃子とビール」を購入させていただき、今後の執筆活動に役立てたいと思います。安斎に一杯おごりたい方は、ぜひサポートをお願いいたします。