<第128回> 公務員になったことを、激しく後悔しています…。
こんにちは、安斎響市です。
今日いただいた質問は、下記のようなものです。
新卒で公務員になってしまい、激しく後悔しています。
公務員の場合も、早期離職するのは良くないと思われますか?
スキルが身に付かなさすぎて、どんどん転職が難しくなる気がしています。
だから言ったやないか!!
公務員って、よっぽど「公の立場で仕事がしたい」「市民の生活を守りたい」みたいな強い意志のある人以外、なっちゃいけないと思います。
特に、「安定してるから」などという安易な考えで公務員になると、ほとんどの人は後悔します。
別に、公務員という職業を否定するわけではないのですが、個人のキャリア選択としては、かなりの悪手だと私は考えています。
実際、私の元には、ほぼ毎日のように「公務員を辞めたいのですが、転職先が見つからなくて辞めれません」的な相談が来ます。結構、悲痛です。
なんで? という話は、先ほどの記事を読んでください。
とはいえ、今日の質問者の方のように「新卒で公務員になってしまい、激しく後悔している」人も、世の中には多くいると思うので、そういう人向けに、この記事を書きます。
公務員こそ、早期離職はしない方が良い
最初に…
” 公務員の場合も、早期離職するのは良くないと思われますか? ”
とのことですが、私の考えでは、公務員こそ、早期離職はしない方が良いです。
そもそも、新卒で入って早々に辞めたくなるくらいなら、最初から公務員にならなかったら良かったのに…… という話なのですが、もう、なってしまった以上は、辞めるのもそれなりにリスクがあります。
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