【平家物語】巻01_02 殿上闇討
忠盛への貴族のイジメと、忠盛のナイスいじめ回避のエピソード。忠盛が自分のパロディソングを宴会で歌われて退出した後の、側近・家貞とのやりとりもカッコ良いのですが、似たようなコマ割りの話が今後出てきそうなので、こっちの場面にしました。
主君を心配する家貞が「どうでしたか?」と訊いたとき、忠盛は「何事もなかった」って答えるんですよね。「ひっでぇ歌でからかわれてさー」ってホントのコト言ったら家貞がブチ切れて刃傷沙汰になるから。
ところで、最初に本読んでたとき、このシーンの鳥羽院は私のイメージではおじいさんだったのですが、鳥羽院って忠盛より若かった…。というわけで、若く描いてます。逆に私の脳内では家貞は若くてさわやかな青年武者だったのです。でもこの人、どうやらけっこうオッサンだったらしい。夢破れました…がくり。