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【平家物語】巻01_01 祇園精舎


有名な祇園精舎のくだりのあと、中国の奸臣たち、
日本の滅んでいった「驕れる者」を挙げ、
さらにそこから清盛をフォーカスします。
遠い異国の景色から、だんだん近づいてくる構成がお見事。
その後は、清盛の出自の説明を行って、
いよいよ平家物語の始まりです。

ちなみに、「沙羅双樹」は現在は「ナツツバキ」のことを言うようなのですが、実際は別の木だそうです。調べてみたのですが、その木の画像がどれなのかわからなかった…。でも見た目がそっくりだからナツツバキを沙羅双樹と言うようになったそうなので、まぁいいかとナツツバキ見ながら描きました。
上の絵では花びら散らしてますけど、椿ってことは、ポトリと花が落ちるんですかね。