【平家物語】巻01_13 俊寛沙汰 鵜川軍
……このページの初裸体です(笑)。この先、残念ながら平家の若手が脱いだりすることはありません。
水遊びといえば、このずっと後、小松家の坊ちゃんたちが水遊びするシーンはありますが、あれはちゃんと服着てるって書いてありますしねぇ。残念だ!(笑)
「馬+けしてうつくしくはないハダカ」という2大要素で、難産でした、今回。。。これさえ描ければ、巻1のあと3回分はつるつるっと行ける気がします。どの巻にも1・2つは必ずこういう、ハードルになる章段があるんですよねぇ。
巻2だと「座主流」。ってこれ、巻2のしょっぱななんですけどね(^^;
講談社学術文庫の解説にも書いてありますように、この事件は別に師経がイジメっ子だってだけの話ではなく、院VS寺院勢力 という図式が背景にあって、院の取り巻き・西光の子どもたちとしては、寺院勢力に対抗する姿勢を見せとく必要があったのです。
だからといって、何も水浴びを襲わんでもいいような気もしますが。殿下乗合といい、当時の男子は、身分低きも高きも「おっ、あいつら集まってる。ナメられないようにちょっと痛めつけとくか!」みたいな、中学校の修学旅行で他校とわざわざもめるヤンキーのようなメンタリティなだったんですかね~。