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【博物館】韓国ソウル_国立中央博物館

7月に、約1年ぶりの韓国を訪問しました。

1日半程度しか時間がなかったため、行きたいところにピンポイントで突撃する強行軍でしたが、ここだけは行きたくて同行者に懇願しました。

国立中央博物館(2005〜)

最寄りの二村駅から地下道があったというのに、謎に地上から攻めて(最寄り駅って嘘なんじゃあ…?)と思ったのは私だけではないはず。滝汗のなか、えっちらおっちら歩いて、どうにか到着しました。
訪問予定の方はぜひ、地下道からどうぞ。

こちらの博物館、旧石器時代から朝鮮王朝時代の遺物がたくさん展示されていて、敷地も韓国最大級。それでいて、企画展をのぞけば入場無料というやさしさ。ミュージアムショップも充実しているので、器好きさん、特に李朝好きの方におすすめです。

私のお目当ても、やはり3階の工芸館。

入り口からワクワクがとまらない…!

撮影OKの博物館なので、めいっぱい動画と静止画を撮らせていただきましたが、感動を胸にしまうべく、多くは掲載しません。ご興味がある方もぜひ訪れてご体感ください。

器を収集したり、旅に出るようになったのはここ数年なのですが、惹かれるものって、言葉にできない気持ちなのだなぁとしみじみ思うのです。

朝鮮18世紀 白磁の壺

タルハンアリと呼ばれる壺。円い「タル(月)」を思わせることからこの愛称があるのですが、名前もぐっときます。何度も戻っては眺めてしまった、一番のお気に入り。

主要の品には美術館のように座って眺められるスペースもあるので、ぼーっと見つめるのも至上のひとときです。

ハングルが描かれた王室用の白磁

もちろんですが、知らないことだらけで勉強にもなります。ハングルが描かれた器もあったのか…!

日本語版ハンドブック 15000ウォン

韓国語版のハンドブックはもっと重厚でしたが、日本語版もなかなか。器の師匠にお土産にしたら、とっても喜ばれました。

私の知識が追いつかず、うっすい紹介に終わりましたが、韓国の器好きの方には本当におすすめのスポットです。ある人は、古物商に行く前に、こちらで眺めて本物と向き合い、お買い物に出かけるという人も。なかなかこの数を間近にすることはないので、なるほどと思った次第です。

ちなみに、ロッカーも多く、ティーサロンなどもあるので、ゆったり過ごすのもいいですね。(私もリベンジせねば!)

というわけで、とにかく行ってきました!という体験記でした。あぁ、もっとちゃんと書きたいのに。

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