KyashでやってるAll handsの話
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KyashでやってるAll handsの話

この記事は Kyash Advent Calendar 2020 5日目の記事です。

こんにちは。
Kyashでは、毎週実施しているAll handsという全社会議のようなイベントがあるのですが、
「ひょっとして我々はそこそこちゃんと取り組めているのではないか!」と思ったので、運営方法について悩んでいる方向けにご紹介したいと思います。

自己紹介


KyashでプロダクトマネージャーをやっているYanaiと言います。普段行っている仕事については、以下の記事に記載しています。ただ、今回は普段の仕事の話は一切出てこず、かたわらでAll hands運営委員会(注1)というものもやっており、委員会メンバーとしての立場でKyashのAll handsってどうなのよ?という話をしたいと思います。

注1:Kyashでは、組織横断的に取り組む必要のある課題については、委員会というチームを作り、人を集めて解消することがあります。All hands委員会の他には、コミュニケーション推進委員会や、美化委員会があります。

そもそもAll handsって何?

All handsとは、「All hands on deck」の略です。お互いに命を預ける船員たちが船の上に一同に会するというのが語源です。
日本語で言うなら「全員集合!」でしょうか。「全社集会」のような一方通行になりがちな情報共有よりも、当事者として参加する場を目指して「All hands」という名前にしています。社長以下、社員全員が同じ時間に集まって、様々な情報交換を行う場になっています。(私はKyashに入社して初めて知った言葉でした。)

大きな規模の企業でも全社集会を定例で実施しているところはありますが、頻度、開催時間、内容は様々ですし、1つの部屋に集まって実施するケースもあれば、拠点が世界中に散らばっていたりする企業はオンラインで実施してるでしょうね。
また、コロナの感染拡大を防止するという環境下で、様々な企業がこれまでとは違うリスクや、ちょっと前に言われていた新しい生活様式というものへ対応していると思いますが、「コロナ禍における会社の運営方針」というようなテーマで全社集会した企業さんも多いのではないでしょうか。

このAll handsで話される内容は、会社の業績や今後の戦略と言った経営視点の内容に加え、現場で起こっている課題なども含め、大小様々であることが多いようです。

ですが、どの組織でも共通していると思われるのは、「All handsというのは、同じ時間と場所(オンラインも含み)で、全員が同じ一次情報を受け取れる環境」で運営しているということだと思います。

そういう環境と時間を使って、どういう情報を交換すべきかというのは、企業によって様々なので、十人十色の運営がされているということですね。

ということを前提に、Kyashではどういう運営をしているのかをご紹介したいと思います!

All hands in Kyash

KyashのAll handsは概ね、以下のような感じです。

頻度:週次
開催日時: 金曜夕方に、30-45分で実施。
開催方式: オンラインで全員参加

<アジェンダ> 
①アイスブレイク
開始5分前から始めているもので、毎週お題を何か決めて、そのお題をzoomで画面共有しています。このお題についてチャットなどで話しながら、開始時間まで過ごしています。

All handsは全員の時間を拘束するので、極力予定時間通りに終わらせるように時間管理をしているのですが、開始時間通りに始めるために、早めに集まれる方には集まっておいてもらえるようにしています。

表紙の画像がこのアイスブレイクの画像です。
「好きなお鍋の味は何か」をアイスブレイクネタにしたのですが、zoomでは共有画面にコメントなどすることができるので、それを使った落書きが始まっている様子になります。
なお、とあるキャラクターを落書きしたメンバーがいたのですが、余りに上手過ぎたのでモザイク加工を施しております。

②入社メンバーの紹介
その週から参加したメンバーからの自己紹介をしてもらいます

③バリュー体現表彰コーナー
その週にあった、Kyashのバリューを体現している人へ、やったことの共有をするとともに、みんなから拍手を送ります。
例えば直近だと、3Dセキュア認証のリリースの時に、とあるエンジニアがiPhone用のパスコード入力サジェストがされるように一瞬で直してくれたのですが、そう言ったことを良いね!という感じで全体共有しています。

④CxOコーナー
Kyashの各CxOから1人、自由に話をしてもらいます。
例えば、資金移動業の登録が完了した際には、Kyashにとってどんな意義があるのか、社長の鷹取から全員に向けてアツい話がありました。(内容は全て公にはできないのですが、気になる方はカジュアル面談などでご説明することもできますよ😆)

⑤CxOへの質問コーナー
CxOに聞きたいことを自由に質問し、答えてもらうコーナーで、All handsの時間管理上、事前に質問がある場合は投稿しておいてもらうことにしてます。
例えば、「関東圏以外からのリモートワークって認められますか?」や、「Kyashの退職者が多くなっているのではないか」と言ったちょっと聞きづらい質問も出てまして、経営と意見をぶつけ合う場として活用されてます。

⑥人事/労務/経理からの共有事項
「会社のルールをこう変えます」とか、「xx委員会を作るのでメンバー募集」とか、「年末調整そろそろやらねば」と言った話をします。
質問があれば話している間にAll hands用のチャットにその場で投稿があったり、「ちょっと質問なんですけど」という感じで会話が始まります。

⑦各事業ラインからの報告
「マーケ施策こういうのやるぞ!」
「直近の業績、良いぞ or 悪いぞ!&数字的にはこうだ!」
「こういうプロダクト機能をリリースするぞ!」
「デモ画面はこんな感じ!」
など具体的なものが多いので、参加者の反応もめちゃめちゃ活発になりがちです。
また、あるメンバーは持ちネタを毎回披露することが慣習になってきていて、そのネタが無いと報告を始められないという独自文化が育ちつつあります(笑)。
質問が出れば直接その場でやり取りが始まるのが慣例です。

⑧社内アンケート結果の共有
アンケートの内容は、全く業務には関係してません。
「NiziUだと誰を推しているか」、「サンタは何歳まで信じていたか」、「使ってる天気アプリは何か」、と言ったものをAll handsの前にslackに投げておくと、メンバーからはかなり自由な、時には斜め上の回答が返ってくるので、それを面白がるコーナーです。


書いてみると、めちゃめちゃアジェンダが多いですね...。毎回時間通り終わるか心配になるのですが(そして超えることも多いのですが)、これを30分〜45分で毎週実施しているのが、KyashのAll handsです。

冒頭で、All handsは十人十色だと話しましたが、その背景は会社ごとの事情によって変わってきます。今のAll hands委員会のメンバーが、All handsの運営に参加したのは2020年7月からなのですが、それまではアジェンダも、頻度も、開催時間も違いました。

なんでこういうAll handsにしたの?

ではKyashが今年の7月にどういう状況だったかというと、会社全体の体制が大きく変わったんですね。
すごくざっくりと言うと、属人的な運営スタイルから、プロダクトのスケールアップを支えられるように、組織としてもスケールできる体制へ変更しました。これが7月頃のKyashの状況です。

組織体が変わると、自分が何をどこまでやるべきなのか、各チームは何をすべきで、何をすべきでないのかが、よく分からなくなっちゃいますよね。そういう課題感が自分の中にはありました。そして、こういう話って、まさに顔を突き合わせて全員が話すべき話題ですよね。なので、この課題の対策として、All handsの場をうまく使いたいなと思いました。

またアジェンダは、以前の組織体制に則ったアジェンダだったので、そもそも見直す必要がありました。良いところは継続し、悪かったり新しい体制に見合わない部分は見直そうという活動を行った結果が、今のAll handsの運営です。

運営を変えるまでに、どういうことをやったの?

細かいアクションはたくさんあるのですが、大きくは3つのことをやりました。テーマや主旨など、発信者側のマインドを変えて定着させることが1つと、受信者側が楽しく参加できるような雰囲気作りというのが2つです。

1.CxOコーナーの変更

まず、新しい組織体制に変わったことでの戸惑いを最小限に押さえて、極力早く全員が今まで以上に動けるようにしたいと思いました。組織体制は変えたけど、その主旨や魂がこもっていないと、変えた意味がなくなってしまうので。

そこでシンプルですが、体制上のトップ全員に、「私はこういう人間だ!」、つまり、何をチームに期待しているか、あるいは他のチームに何を期待しているかというのを、自分の言葉で喋ってもらう時間を作りました。これが今のCxOコーナーの趣旨です。ちなみに、元々は鷹取さんコーナーという、社長が自由に話すコーナーがありました。組織が変わったので、話す人を広げた感じですね。


2.開催時間の変更

次にやったのは、開催時間の変更です。

月曜朝一に行う全社集会と、金曜夕方に行う全社集会って、それぞれどういうイメージがありますかね?私は、偏見ですが、月曜朝一の方は「今週はこれをやるぞ!」っていう、気合いが入ったゴリゴリの会議体をイメージしますし、金曜夕方の方は「今週はこんな結果でした!また来週も頑張りましょう!」という、その今週の結果が良ければOK、悪ければ最悪な雰囲気の会議体だろうと想像できますよね。

で、委員会メンバーで話して決めたのが金曜夕方なのですが、その理由は「リラックスして話せる場になりそうだから」、というものです。主観がかなりありますが、月曜朝一と比べて、もう1つ金曜夕方の利点は、「もうちょっとしたら休み」っていう状況があると思います。だからこそ、その週の結果が悪ければ真摯に受け止めますし、良ければ良いで「よっしゃ!」という気持ちになれますし、どちらにせよ余計に引っ張らないという利点があるかな〜と思います。


3.賑やかし

せっかく全員が参加する会議なので、実りのある時間にしたいですよね。当然、笑える時間であれば私は最高なのですが、悪い結果や、リスクを全員が真摯に受け止めることも必要で、喜怒哀楽がこもったAll handsにしたいなと思いました。
その為には、All handsで話す話題のバランスを考えることもしますし、メリハリを付ける為に話してもらうテーマを事前に調整しています。

All hands中は、All hands委員会メンバーはひたすらチャットで何かしらコメントをしています。誰かがコメントするだけで、他のメンバーもコメントなり、リアクションがしやすい状況になるので、参加型の会議になるように促している感じです。

最近は、どうにかオンラインMTGで、拍手やクラッカーのような音で賑やかしができる手段がないか探してます。あと、ニコニコ動画のようにチャットが画面に出せるようになると、会議中のリアクションのダイナミック感が伝わって良いんですよね。絶賛探し中です。

結果、どうだったのよ?

さて、ここまで引っ張っておいてアレなのですが、これからスーパー主観的な話をします。

社内の反応はこれからアンケート取るので客観的な評価は分かりません。
ただし、やってる本人たちからするとめちゃめちゃ楽しいです。

本質的には、そもそもこんな黒子みたいな役割なんて、スタートアップに不要ですよね。中には、運営に時間を使うくらいなら本業で成果を出すべきでしょという人もいるかもしれません。それはそのとおりで、本来成果を出すべきところを履き違えてはいけないと考えています。もちろんAll hands委員会のメンバー全員その辺りは意識しています。

ただ、繰り返しになりますが、やってて楽しいです。All handsを運営しているメンバーからすると、いかに賑やかしを立派にこなすかに命を掛けていて、本業とのバランスが時折分からなくなるのが不安です。

不安と共に、これからのプロダクト、会社のメンバー一人一人がどう変わっていくか、そのフェーズに合わせてAll hands委員会メンバーが、All handsをどう効果的に運営していくかを考え、運営そのものが変わることは、ワクワクしますね。本業とは違いますが、会社を下から支えるマネジメントとしての、ワクワク感があります

というところで、ご紹介は以上です。

終わりに

我々Kyashでは、All handsメンバー含め、仲間を募集しております!!!
Kyash採用ページ

もしご興味ある方はご連絡お待ちしております!
DM待ってます!https://twitter.com/kyashrecruit_jp


明日は @nozomu_nakazawaによる PdM、エンジニアとBizsideの関わり方 です!
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。

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